ニュースリリース

北米のテクニカルセンター、環境面での功績が認められ
“Environmental Achivement of the Year”を受賞

2013年2月7日
No.20

 株式会社ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン アメリカス・インク(以下、BSAM)は、英UKIP Media & Events社発行の業界誌「Tire Technology International」が選考する「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence 2013※1」において、先進的な環境活動を行ったタイヤ関連企業・団体に対して贈られる "Environmental Achievement of the Year" を受賞いたしました。

 受賞をしたのは、BSAMがオハイオ州で運営するテクニカルセンターです。本テクニカルセンターは、ブリヂストングループが保有する5つのテクニカルセンターのうちのひとつで、最先端のタイヤ関連技術の研究・開発を行うことを目的に2012年4月に新社屋が開所しました。現在、約450人の従業員が働いています。新社屋には、人間の健康と自然環境への負荷の低減を両立するデザインが採用されており、米国における建築物の環境配慮に関する基準である「Leadership in Energy and Environmental Design (LEED)※2」認証を取得しています。

 なお、当社は前回の同じアワードにおいて、「CAIS(カイズ)」コンセプトに基づく路面状態判定技術で"Tire Technology of the Year"を受賞しております。

 授賞式は、ドイツのケルンで2月5日から7日まで開催された「Tire Technology EXPO」にて行われました。「Tire Technology EXPO」は2001年から毎年欧州で開催されているタイヤ産業における世界有数の技術発表展示会です。世界各国のタイヤメーカーをはじめ素材メーカー、研究機関などが成果を発表する場所として注目されています。

 当社グループは、このような取り組みを通じて「持続可能な」社会の実現をめざし、さまざまな環境活動に取り組んで参ります。

※1 「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence 2013」は、「Tire Technology International」誌によって選ばれた国際的なタイヤの専門家やエンジニア、研究者などが選考委員を務め、設計・製造技術、環境功労、タイヤ技術開発、ベストサプライヤー、ベストタイヤメーカーの5つの分野で表彰するものです。今回受賞したのは、このうちの環境功労にあたります。
※2 「Leadership in Energy and Environmental Design (LEED)」は、米国の非営利団体U.S. Green Building Council (USGBC)が定める、建物環境総合性能評価指標です。

Tire Technology Expo 2013(ドイツ)内で開催された受賞式の様子
トロフィー
<トロフィー>
授賞式には、BSAM Center for Research and Technology プレジデントの毛利浩が出席
<授賞式には、
BSAM Center for Research and Technology
プレジデントの毛利浩が出席>


関連リンク:
⇒ブリヂストンの環境への取り組み
⇒2012年2月23日ニュースリリース:
「CAIS(カイズ)」コンセプトに基づく路面状態判定技術が“Tire Technology of the year”を受賞



■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2011年以前の対外発表は除いています。
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す

経営の基本方針:
1. 「更に上」を常に目指して、全ての製品・サービスで世界最高を目指す
基本戦略
(発表年 月 日)       主な対外発表
(1)戦略商品群への
積極的なリソース
投入
1. タイヤ
戦略商品
2. 環境対応
商品・事業
3. 多角化事業 2012.03.30  中国・広東省開平市に新会社を設立
(2)基礎戦闘力の向上
(材料技術・生産技術)
(3)総合的企業活動の強化
2013.02.07  北米のテクニカルセンター、環境面での功績が認められ「Tire Technology International」より受賞
2. 長期戦略を明確化し、事業領域の統合・拡大を推進する
 
3. 戦略的事業ユニット(SBU)制で真のグローバル企業を目指す
 
4. 「中期経営計画」を核に、全体最適のグループ経営を目指す
 

【参考】ブリヂストングループ環境長期目標
持続可能な社会の実現に向けた取り組みイメージ図

one team, one planetブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。

eco-Activities ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。


以上