ニュースリリース

4月22日 Earth Day(アースデイ)

「持続可能な社会」に向けた取り組み

-グローバルで展開する社会貢献活動-

2012年4月16日
No.58

 ブリヂストングループは持続可能な社会の実現に向けて主体的に取り組んでいくために、「環境宣言」の中で、特に重要と考える「3つの社会の実現(自然共生社会、循環型社会及び低炭素社会)」に向けた、長期的な環境活動の方向性を明確に示し、環境に貢献する様々な事業をグローバルで推進しています。

 4月22日のEarth Dayに合わせ、「環境宣言」に基づく持続可能な社会の実現を目的とした当社グループが実施する社会貢献活動をご紹介いたします。

 

 当社グループは、タイヤ・ゴム業界におけるグローバルリーディングカンパニーとして、事業活動そのものにおける環境への取り組みだけではなく、あらゆる企業活動を環境への配慮を怠らず行っていくことで、自然との共生を果たしていくことができると考えています。

※Earth Day:人間を含むあらゆる生物の活動は地球に依存しており、自然と共生する活動を進めることが必要であるという考えから、地球環境について考える日として、アメリカ合衆国上院議員ネルソン氏によって提案された。2009年に国連も"International Mother Earth Day"として指定した。

<活動事例>

■国/地域:日本
■活動内容:「B・フォレスト エコピアの森」

株式会社ブリヂストンは、低燃費タイヤ「ECOPIA」ブランドの売り上げの一部を森林整備に活用し、日本の森を守る活動を推進しています。4月8日の防府工場での活動を皮切りに、Earth Dayに合わせ、「春の森林保全活動」として、日本全国6事業所で下草刈りや間伐などの活動を実施します。

事業所(対象エコピアの森) 活動/イベント内容 日程
防府工場(B・フォレスト エコピアの森 防府) 下草刈り、自然観察会 4月8日(日)
熊本工場(B・フォレスト エコピアの森 くまもと in 山鹿) 木工教室 4月21日(土)
彦根工場(B・フォレスト エコピアの森 彦根) 下草刈り、自然観察会 4月21日(土)
横浜工場(B・フォレスト エコピアの森 横浜 in 道志) 間伐、自然観察会、木工教室 6月2日(土)
栃木工場(B・フォレスト エコピアの森 那須塩原) 下草刈り、自然観察会 6月16日(土)
下関工場(B・フォレスト エコピアの森 下関) 下草刈り、自然観察会、木工教室 6月下旬

樹木の植替えをする様子

4月8日に実施した「B・フォレスト エコピアの森 防府」での活動の様子
写真(左):
樹木の植替えをする様子

写真(右):
子どもを対象にした自然観察会の様子

子ども対象にした自然観察会の様子

■国/地域:北米/アメリカ
■活動内容:環境イベントへの協賛

ブリヂストン アメリカス・インクは、世界最大の環境市民団体であるEarth Day Networkが、ワシントンD.C.で大規模に開催するEarth Dayイベントに協賛いたします。 今年のEarth Dayイベントのテーマは、「Mobilize the Earth(地球と一つになろう)」。 地球の未来のために一つになり、持続可能な社会を築いていこうという主旨の下、再生可能なエネルギーや持続可能な未来について一緒に考え、社会に向けて課題を発信してくためのイベントが世界各地で開催される予定です。

詳細(英語):
http://www.earthday.org/press-release/earth-day-network-teams-bridgestone-national-mall-event


■国/地域:北米/カナダ
■活動内容:地域の河川保全活動の支援
~敷地内に降った雨を工程用水に利用~

カナダのジョリエット工場では、工場周辺の河川の保護や水質評価を目的とした"Water Fostering"プロジェクトを支援しています。この活動は生態・水質調査や環境保全に向けた活動の体系づくりを、地元の自然保護団体が中心になって行っているもので、ジョリエット工場は2011年から4年間にわたり、支援を行っていきます。

また、子供たちに環境や生物多様性について考える機会を持ってもらうために、生物学者などを招いて、各種イベントを開催し、環境教育活動も推進しています。
工場周辺の河川(Saint -Jean川)の様子
工場周辺の河川(Saint -Jean川)の様子

地元の子供たちを動員し、各種環境イベント開催
地元の子供たちを動員し、各種環境イベント開催

■国/地域:中国
■活動内容:自然環境保全地域の保護活動

普利司通(中国)投資有限公司(BSCN)は、絶滅危惧種の野生動物が多く生息する中国の年保玉則において、現地のNGO団体と連携し、生態保護活動を実施しています。
BSCNは、2011年から3年間にわたり、政府、NGO、現地コミュニティーとの協力の下、絶滅危惧動物の保護、生態科学研究者の支援、現地において課題となっている環境問題への関心を促すための記録映画を作成する現地撮影専門家の養成などの活動を包括的に行っていきます。

※四川省と青海省の間に位置する高原地帯
手つかずの自然が残る年保玉則
手つかずの自然が残る年保玉則
保護活動に取り組む現地コミュニティーの人々
保護活動に取り組む現地コミュニティーの人々

■国/地域:欧州/スペイン
■活動内容:環境教育への取り組み

スペインのブルゴス工場では、地域の子供たちを対象にした環境教育に取り組んでいます。幼い頃から環境への意識を高めてもらうための、リサイクル、リデュース、リユースを一緒に考えるワークショップ開催や、植林活動などに、積極的に取り組んでいます。今年は、3月に従業員とその家族を動員した植林活動を実施し、4月には各種環境関連ワークショップを開催します。

3月に実施した植林活動の様子
3月に実施した植林活動の様子
環境ワークショップの様子
環境ワークショップの様子

関連リンク:
ブリヂストンの環境への取り組み


■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2011年以前の対外発表は除いています。
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す

経営の基本方針:
1. 「更に上」を常に目指して、全ての製品・サービスで世界最高を目指す
基本戦略
(発表年 月 日)       主な対外発表
(1)戦略商品群への
積極的なリソース
投入
1. タイヤ
戦略商品
2012.02.17  大型スクーター用タイヤ『BATTLAX SC』新発売
2. 環境対応
商品・事業
3. 多角化事業 2012.03.30  中国・広東省開平市に新会社を設立
(2)基礎戦闘力の向上
(材料技術・生産技術)
(3)総合的企業活動の強化
2012.04.16   「持続可能な社会」に向けた取り組み
2. 長期戦略を明確化し、事業領域の統合・拡大を推進する
 
3. 戦略的事業ユニット(SBU)制で真のグローバル企業を目指す
   
4. 「中期経営計画」を核に、全体最適のグループ経営を目指す
 


本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課 TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室 TEL:0120-39-2936
 
以上