電気自動車専用低燃費タイヤ「ECOPIA(エコピア) EV(イーブイ)-01(ゼロワン)」新発売
2012年10月25日
No.177
株式会社ブリヂストンは、低燃費タイヤ「ECOPIA」ブランド※1の新商品として、電気自動車専用の低燃費タイヤ「ECOPIA EV-01」を2012年11月1日から発売いたします。発売サイズは、205/55R16 91Vの1サイズで、価格はオープン価格です。
今回発売する「ECOPIA EV-01」は、当社独自の材料技術である「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」※2を採用。さらに、電気自動車の特徴にあわせた専用設計を施す事で、高い低燃費(低電費)性能により電気自動車の航続距離に配慮しながら、高い静粛性と耐摩耗性能を両立しています。
商品の概要は、次の通りです。
※1「ECOPIA」はECOLOGY(エコロジー=環境)+UTOPIA(ユートピア=理想郷)の造語です。1991年に電気自動車に装着するタイヤを開発したのをきっかけに、日本では市販用として2002年にトラック・バス用、2005年に小型トラック・バス用、そして2008年に乗用車用を発売。その後もラインアップを拡大しています。
※2「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」は分子構造設計等を通して材料の微細構造を制御し、必要特性を引き出す技術の総称で、当社の基幹技術の一つです。通常、転がり抵抗を低減するとWETグリップなどの安全性能が低下してしまうことが課題でしたが、「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」などの技術を採用することにより、この課題を解決することに成功しています。
1.商品名
「ECOPIA EV-01」
2.採用技術と商品の特徴
3.性能評価結果
※1[テスト条件]タイヤサイズ:205/55R16 91V/試験荷重:4.82kN/空気圧:210kPa/速度:80km/h/試験法の名称:フォース式/試験場所:(株)ブリヂストン 技術センター室内ドラム試験機
※2[テスト条件] タイヤサイズ:205/55R16 91V/空気圧:250kP/速度:40km/h/車両:リーフ ZAA-ZE0 前輪駆動/試験路面:(株)ブリヂストンプルービンググラウンド内アスファルト路面
※3[テスト条件] タイヤサイズ:205/55R16 91V/空気圧:250kP/速度:40km/h/車両:リーフ ZAA-ZE0 前輪駆動/試験路面:(株)ブリヂストンプルービンググラウンド内アスファルト路面/計測方法:テストコースを走行した時に発生するタイヤ音を測定。タイヤ音を評価車両運転手の左耳近傍付近で録音。その走行音(タイヤ音)を無響室で再生し、10名の被験者にてSD法による官能評価を実施。/被験者:一般ドライバー10名
※4[テスト条件] タイヤサイズ:205/55R16 91V/空気圧:250kP/車両:リーフ ZAA-ZE0 前輪駆動/試験距離:10,000km/ローテーション:2,500km走行毎に車両入れ替え実施。
※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。
※タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。
※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。
4.発売サイズ
サイズ | RRC | WET |
205/55R16 91V | AA | c |
関連リンク:
⇒ブリヂストンの低燃費タイヤ商品情報はこちらから
■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2011年以前の対外発表は除いています。
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す |
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ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。 その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。 未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。 |
ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。 |
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第2課 | TEL:03-3563-6811 |
<お客様>お客様相談室 | TEL:0120-39-2936 |
以上