国内工場紹介
彦根工場
信頼を第一に、自動車メーカーを始めとしたお客様へ高品質なタイヤを供給
操業開始:
1968年3月(国内タイヤ工場として4番目に操業開始)
敷地面積:
656,000m2
生産品目:
乗用車用・小型トラック用タイヤ
広大な敷地に合理的レイアウト
彦根工場では、中部・関西エリアの自動車メーカー各工場で組み立てられる新車向けに乗用車用・小型トラック用ラジアルタイヤを生産しています。琵琶湖と鈴鹿山系に囲まれた豊かな土地で操業する彦根工場は、ブリヂストンの国内工場の中で最大の敷地面積を誇ります。
この広大な敷地を生かして、工場内は敷地の東端から入った原料が直線的に一方向に流れ、西端から製品となって出荷される合理的なレイアウトになっています。
徹底した品質管理と顧客サービス
彦根工場では、新車用タイヤが自動車メーカーの開発した車体と最高の組み合わせとなるよう徹底的な品質管理を行っています。早くから品質管理の意識が根付いており、従業員全員が参加する生産保全活動である「TPM活動」(Total Productive Maintenance)に、国内タイヤ工場の先頭を切って取り組みました。その結果1990年に「'90PM優秀事業場賞」を受賞、1992年には「工業標準化実施優良工場・通産大臣賞」を獲得しました。加えて1998年には国際環境管理・監査規格である「ISO14001」、2003年には自動車業界の国際品質規格である「ISO/TS 16949」の認証を取得するなど、更なる品質改善に取り組んでいます。
環境に配慮した工場を目指して
琵琶湖東北部の彦根市に立地し、豊富な水源に恵まれた環境にあります。
そこで、排水処理などに力を入れ、地域の環境汚染を未然に防止するとともに、地域社会との融和を図り、環境に配慮した工場を目指しています。
2006年12月にはコ・ジェネレーションシステム(注)を導入しました。
このシステムにより13,310kW/hの電力と蒸気を工場に供給し、熱効率を向上させてCO2の発生量を減らすことで、地球温暖化防止に貢献しています。
2013年には工場屋根の一部に太陽光パネルを設置しました。当設備は1,900MWh/年の発電が可能で、発電した電力は電力会社への売電を行います。広大な工場敷地を自然エネルギーの供給源として活用することで、自然と共生する社会の構築に貢献します。
また、彦根工場敷地内の社員寮では、太陽光・風力を利用した外灯を採用すると共に、消費電力の少ないLED照明を屋内に使用し、省エネルギーを図っています。
(注)コ・ジェネレーションシステム:1つの燃料から電気や熱などの2つ以上の有効なエネルギーを発生させるシステム。ブリヂストンでは、発電時に発生する廃熱を利用して発生させた蒸気をタイヤ製造に活用することで、エネルギーを効率的に利用しています。
地域社会の一員として
水環境の保全に取り組むため2004年に、「びわ湖生命(いのち)の水プロジェクト」を立ち上げ、滋賀県・ボランティア団体・周辺地域の住民の方々、そして子どもたちと従業員が共同で自然観察会や交流会、シンポジウムなどを開催し、活動を進めています。
また、早くから緑化運動も進めており、現在では緑地が工場敷地面積の約3割を占め、1990年の「緑化優良工場・通産大臣賞」を始めとする数々の賞を受賞しています。
一方、歴史ある彦根城下に位置しており、地域の方々との調和を大切にするため、体育館、プールなどの福利厚生施設の開放やサマーフェスティバルの開催、地域清掃活動など地域社会とのコミュニケーションにも力を入れています。
彦根工場へのアクセス
所在地:
〒522-0201 滋賀県彦根市高宮町211
電車でお越しの場合:
東海道新幹線 米原駅下車 タクシー約20分
東海道本線 彦根駅下車 タクシー約10分
東海道本線 南彦根駅下車 タクシー約5分 徒歩約20分
近江鉄道 高宮駅下車 徒歩約10分
お車でお越しの場合:
名神高速道路 彦根ICより約10分
電話番号:
0749-22-8111(代表)