国内工場紹介
栃木工場
トラック・バス用タイヤ、乗用車用タイヤから地下鉄・モノレール用タイヤまで幅広く生産
操業開始:
1971年4月(国内タイヤ工場として7番目に操業開始)
敷地面積:
484,000m2
生産品目:
乗用車用、トラック・バス用、小型トラック用、モノレール用タイヤ
トラック・バス用から地下鉄・モノレール用タイヤまで生産
栃木工場は1971年にブリヂストンの国内7番目のタイヤ工場として、また、日本初のトラック・バス用ラジアルタイヤ専門工場として誕生しました。
その後、1979年には乗用車用ラジアルタイヤの生産ラインも加わり、ブリヂストンの主力工場の一つに成長しました。現在ではトラック・バス用超偏平タイヤ「GREATEC(グレイテック)」や、モノレールをはじめとする国内外の新交通・地下鉄等の公共機関へ納入するタイヤなども栃木工場で生産しており、利用されるお客様の安全運行を支えています。
トラック・バス用の超偏平タイヤ「GREATEC(グレイテック)」
栃木工場では、大型トラックやバスにおいて従来片側2本あったタイヤを1本にした、トラック・バス用の超偏平タイヤ「GREATEC(グレイテック)」を生産しています。
「GREATEC(グレイテック)」は、通常2本使用されるトラックやバスの後輪を1本にして重量を軽くすることにより、燃費向上や排気ガスの排出量低減の実現に貢献します。また、省資源や低騒音などの面からも環境にも配慮した商品です。
防災意識の向上に努めて
2003年9月8日の火災事故の記憶を風化させない、また、今後火災事故を起こさないためにと、2004年9月に「防災の鐘」を設置しました。毎月8日を「栃木工場防災の日」と定め「防災の鐘」を鳴らしています。また、毎年9月8日には、栃木工場だけでなく、本社や他の工場においても防災訓練などを行い、防災意識の向上に努めています。
厳格な品質管理と更なる生産性向上への取り組み
ブリヂストンでは、「最高の品質で社会に貢献」を使命とし、工場の生産活動において、きめ細かい品質管理が徹底して行われています。栃木工場では、厳格な品質管理とともに生産性の向上を実現するため、各職場でスルラク活動(注)をはじめとする様々な改善活動を活発に行っています。
(注)スルラク活動:良いモノを標準通りに作って、標準通りに流せる生産状態を実現する或いは維持するための活動。
地域社会の一員として
栃木工場では、自然・地域との共生を目指して、「CO2排出量削減活動」、「環境改善活動」、「緑化推進活動」、「社会貢献活動」の4つの活動を柱とした「グリーン・ハーモニー・プラント活動」を推進しており、工場内に造園したビオトープの地域開放や地域主催の美化活動などに取り組んでいます。また、林野庁の「法人の森」制度を活用し、栃木県那須塩原市に「エコピアの森 那須塩原」をオープンして、2005年7月より定期的に従業員ボランティアによる植樹や森林整備を実施しています。栃木工場はこうした活動が評価され、2010年に財団法人都市緑化基金が主催する「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」に優良事例として認定されました。
また、2011年3月に発生した東日本大震災の被災者支援として、物資援助や現地でのがれき処理などのボランティア活動にも力を注ぎ、積極的に社会貢献活動を推進しています。
栃木工場へのアクセス
所在地:
〒329-3154 栃木県那須塩原市上中野10
電車でお越しの場合:
東北新幹線・東北本線 那須塩原駅下車 タクシー約10分
お車でお越しの場合:
東北自動車道 黒磯板室ICより約15分
電話番号:
0287-65-3211(代表)