国内工場紹介
那須工場
モーターサイクル用タイヤをはじめ、
乗用車用、農業機械用、産業車両用タイヤなど幅広く生産
操業開始:
1962年3月(国内タイヤ工場として3番目に操業開始)
敷地面積:
196,000m2
生産品目:
乗用車用、小型トラック用、モーターサイクル用、農業機械用、産業車両用タイヤ
ブリヂストンのモーターサイクル用タイヤ主力生産工場
栃木県那須塩原市には、那須工場、栃木工場に加え、タイヤの実地テストを行うプルービンググラウンドの計3事業所があり、ブリヂストングループの一大生産拠点となっています。この3事業所の中でも最も早く1962年にブリヂストンの国内3番目のタイヤ工場として操業を開始したのが那須工場です。
那須工場では乗用車用ラジアルタイヤ、モーターサイクル用タイヤを主軸ラインとして農業機械用、産業車両用タイヤまで幅広く生産しています。特にモーターサイクル用タイヤについては、国内・海外のブリヂストングループのタイヤ工場の中で唯一のモーターサイクル用タイヤ工場として、スクータータイヤから高性能ラジアルタイヤ、市販用レース用タイヤに至るまで幅広く生産しています。また、乗用車用ラジアルタイヤについても、特に国内外のスタッドレスタイヤの生産拠点として重要な位置づけとなっています。
厳格な品質管理とさらなる生産性向上への取り組み
ブリヂストンでは、「最高の品質で社会に貢献」を使命としてあらゆる企業活動を実践しており、工場の生産活動においても、きめ細かい品質管理が徹底して行われています。那須工場では、常に生産性向上を目指して、決めたこと・作業標準をしっかり守り、全員改善・毎日改善に各現場で活発に取り組んでいます。
環境に配慮した工場を目指して
那須工場は、住宅地に隣接する工場として、防災対策と共に、廃棄物、排ガス、排水、臭気対策など、地域の環境汚染を未然に防止する取り組みを行っています。さらに、那須高原の麓という恵まれた自然環境との調和を図り、工場構内の緑化にも力を注いでいます。
また、地球温暖化防止に向けた取り組みも省エネルギー活動を中心に積極的に行っております。特に、ブリヂストンではCO2排出量の削減に大きく寄与するコ・ジェネレーションシステム(注)を導入しており、那須工場では2003年8月から稼働を開始しています。燃料としては環境負荷が少ないとされるLNGを利用した発電方式に2012年より変更しています。
工場の裏側には高低差のある水路があるため、水力発電システムを設置しています。水の流れる力を利用して電気を作り、工場周辺の道路を照らす外灯に利用しています。
(注)コ・ジェネレーションシステム:1つの燃料から電気や熱などの2つ以上の有効なエネルギーを発生させるシステム。ブリヂストンでは、発電時に発生する廃熱を利用して蒸気を発生させ、エネルギーを効率的に利用しています。
地域社会の一員として
那須工場では、地域に愛される工場を目指し、様々な活動を実施しています。夏至と冬至の日にはキャンドルを灯す地域イベント「キャンドルナイト」へ参加しています。
近隣の小学校では環境に関する課外授業「環境ものづくり教室」を、近隣園児へは那須工場で育てたカブトムシの公開や一緒に作物を育てる「生命(いのち)の土プロジェクト」を行っています。
その他にも社員一丸となって工場周辺を清掃する「クリーン活動」を定期的に実施し、地域環境保全にも取り組んでいます。更に「エコピアの森 那須塩原」で従業員ボランティアによる森林整備を実施し、森林の保全活動も推進しています。
那須工場へのアクセス
所在地:
〒325-0041 栃木県那須塩原市東大和町3-1
電車でお越しの場合:
東北新幹線 那須塩原駅下車 タクシー約15分
東北本線 黒磯駅下車 徒歩約20分
お車でお越しの場合:
東北自動車道 那須ICより約15分
電話番号:
0287-63-2311(代表)