「CAIS(カイズ)」コンセプトに基づく路面状態判定技術が“Tire Technology of the year”を受賞
株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、英UKIP Media & Events社発行の業界誌「Tire Technology International」が選考する「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence※1 2012」において、優れた先端技術開発に対して贈られる「Tire Technology of the year」を受賞※2しました。
「Tire Technology of the year」を受賞したのは、2011年9月に発表した「CAIS※3」コンセプトに基づく路面状態判定技術です。本技術は、車両運転時の「安心」「安全」確保を目的として、タイヤに装着したセンサにより、降雪などによる路面状態の急激な変化をリアルタイムに感知し、ドライバーへタイムリーに伝達することを可能としたものです。路面状態に応じたタイヤトレッドの振動の特徴を車載解析装置によって数値化し、現在走っている路面の状態を7つの区分※4に判定する技術力※5が高く評価されたものと考えています。
なお、当社は現在、冬の道路管理の効率化を目的として、株式会社ネクスコ・エンジニアリング北海道と共同で「CAIS」コンセプトに基づく路面状態判定技術の実用化へ向けた取り組みも開始しております。今後、路面状態判定精度のさらなる向上や判定システムの耐久性、信頼性の評価を行い、判定装置の製品化をさらに加速させていきたいと考えています。
「Tire Technology of the year」の最終ノミネート4件には、当社が2011年11月に発表した「非空気入りタイヤ(エアフリーコンセプト)」(https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2011112902.html)も残っていました。
授賞式の様子
「CAIS」コンセプトに基づいた路面状態判定技術の概要
関連リンク:
⇒2011年11月30日発表リリース:「CAIS(カイズ)」コンセプトに基づいた路面状態判定技術を冬の道路管理に応用
⇒2011年09月13日発表リリース:「CAIS(カイズ)」コンセプトに基づいた路面状態判定技術を発表
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