企業情報

国内工場紹介

北九州工場

世界最大級のタイヤ生産工場

北九州工場

操業開始:

2009年6月(国内タイヤ工場として10番目に操業開始)

敷地面積:

365,000m2

生産品目:

建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ

建設・鉱山車両用タイヤ専門工場として

北九州工場は、建設・鉱山車両用タイヤを専門に生産する日本国内2番目の拠点として、2009年6月に操業を開始しました。建設・鉱山車両用タイヤの主力生産拠点である下関工場に近接した北九州市に建設することで、技術や設備などのリソースを有効に活用しています。
建設・鉱山車両用タイヤは過酷な環境での使用に耐える高い品質が求められる商品であり、その開発・生産の難易度は非常に高いため、製造できるメーカーは世界でも限られています。北九州工場では、市場をリードできる高品質な商品を供給することで、世界各地のお客様のニーズに応えるよう努めています。

大型・超大型タイヤ生産拠点としてのノウハウを凝縮

北九州工場で生産しているタイヤは、露天掘り鉱山で活躍する400tダンプトラックなどに向けた大型・超大型のもので、中には外径が4mを超えるものもあります。タイヤを生産する設備・技術は非常に特殊で、一般の乗用車用タイヤのそれとは大きく異なるノウハウが用いられています。
また、非常に大型である建設・鉱山車両用タイヤは、一般的な陸上輸送が困難です。従って近隣の港を利用して、完成品を速やかに船積みできる体制をとっています。

建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ
建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ
より信頼されるタイヤづくりを目指して

建設・鉱山車両用タイヤは、使用条件や路面状況などにより求められる性能が異なるため、その構造、ゴム質、サイズは多岐にわたります。北九州工場ではお客様の要求品質にかなうタイヤを最新鋭の生産技術と品質保証システムで生産しています。たとえば、各製造工程での使用材料や、製品の寸度、その他製造条件などの製造履歴情報をタイヤ1本毎にコンピュータで管理しています。また外観検査と併せてX線、超音波探傷検査の非破壊検査を実施するなど、厳しい品質基準をクリアしたタイヤのみがお客様へ供給されます。

環境に配慮した工場を目指して

北九州工場が置かれている福岡県北九州市は古くから石炭や鉄鋼の街として繁栄した反面、それに伴う水質汚染・大気汚染が市民生活に悪影響を及ぼした歴史もあります。しかし、その後行政、市民、企業が一体となり改善活動に取り組み、きれいな海・青く晴れ渡った空を取り戻し、今では環境モデル都市として国から認定を受けています。
その中において北九州工場も環境モデル都市にふさわしい工場作りを目指しており、環境負荷の低減、汚染物質を出さない管理体制作り、快適に働ける職場作りを推進しています。
たとえば、自然光を最大限に取り入れる屋根構造を採用し、太陽の出る日中には建屋内の大部分で照明を使わずに生産活動が出来る体制を確立しています。また、太陽電池を工場建屋に取り付け、発電された電力を工場内で使用しています。加えて太陽光発電付きLED外灯を設置するなど、省エネルギー活動を徹底しており、CO2排出量の低減に努めています。工場運営に当たっては、環境マネジメントシステム(ISO14001)を通じて、廃棄物発生の低減や3Rの徹底などで完全ゼロ・エミッションに取り組む他、新消臭技術による臭気低減、粉じん・工場排水監視体制の徹底を行っています。

本事務所屋上に設置している太陽電池
本事務所屋上に設置している太陽電池
地域社会の一員として

環境モデル都市としての北九州市は企業・市民によるボランティア活動として、緑化活動や美化活動を展開しております。この地に根付くことを目指す北九州工場も響灘ビオトープにおける植樹活動、みどりの回廊植樹会、岩屋海岸清掃などの活動に積極的に参画するほか、従業員による工場周辺地域の清掃など独自の活動も展開しております。
また、北九州市が推進するCO2排出ゼロを目指す「ゼロエミッション交通システム」の電気バスへのタイヤ提供や企業のブラスバンドとしては日本屈指の実力を誇る「ブリヂストン吹奏楽団」によるチャリティーコンサートを開催し、その収益金を各種団体へ寄付するなど様々な活動を通じて地域社会へ貢献して参ります。

北九州工場へのアクセス

所在地:

〒808-0021 福岡県北九州市若松区響町2-2-2

電車でお越しの場合:

九州新幹線 小倉駅下車 タクシー約30分
筑豊本線 若松駅下車 タクシー約15分

電話番号:

093-751-3911(代表)

国内工場紹介 PDF版ダウンロード