国内工場紹介
甘木工場
品質・規模でグループをリードするトラック・バス用タイヤ工場
操業開始:
1973年5月(現在の国内タイヤ工場の中で8番目に操業開始)
敷地面積:
392,267m2
生産品目:
トラック・バス用、小型トラック用タイヤ
トラック・バス用ラジアルタイヤのグローバル供給基地
甘木工場は1973年、ブリヂストンで8番目の国内タイヤ工場として誕生しました。1977年から、長距離・高速輸送時代に対応してトラック・バス用ラジアルタイヤの生産を開始しました。現在では世界でも有数の生産能力を誇るグローバル供給基地として、日本国内のみならず欧米やアジア、中近東、アフリカなど世界の市場に向けてトラック・バス用ラジアルタイヤを生産しています。
海外での高い評価を支える人と技術
ブリヂストンのトラック・バス用ラジアルタイヤの品質は、日本のみならず世界の市場で高く評価されています。その中で甘木工場では、熟練技能員の匠の技と、最新のタイヤ製造技術の融合、地道な生産性向上によりグローバルを牽引する高品質のタイヤを生産し続けています。
甘木工場はトラック・バス用タイヤのグローバルマザープラントとして、世界市場へのタイヤ供給のみならず、海外工場への技術・管理方法の発信基地の役割も担っています。毎年多くの海外工場/技術センターのスタッフを受け入れ、現物現場でディスカッションし、世界規模での品質向上に寄与するとともに、甘木工場の更なるレベルアップにもつなげています。
ブリヂストングループは、サステナビリティへの貢献が大きいリトレッドを中核に、リアルとデジタルを組み合わせることで、お客様にタイヤを安全に、長く、上手く、効率的にご使用いただくための循環ビジネスモデルの確立を進めており、甘木工場はその循環型ビジネスモデルの構築に貢献していきます。
環境に配慮した工場を目指して
ブリヂストングループは「環境宣言」の中で、「未来のすべての子供たちが『安心』して暮らしていくために…」という変わらない思いをうたっており、それに基づいた環境保全活動に取り組んでいます。
甘木工場は周囲が樹木で囲まれた「緑の中の工場」として、また農地と住宅地が混在している地域に隣接する工場として地域社会との融和を図りつつ、「環境にやさしい工場づくり」を目指しています。
具体的には「生活用水を循環使用し、排水を外部に出さない」、「騒音が工場外に漏れないよう動力施設を工場中央に配置する」、「工場の周辺に樹木を植えグリーンベルトを形成する」などの工夫を取り入れています。
こうした努力が認められて、甘木工場は1985年に「緑化推進運動功労者」として総理大臣賞を受賞しています。また、甘木工場が立地する朝倉市は「ほたるの里」として知られていることもあり、工場敷地内の雨水調整池を活用し、ほたるが生息できるビオトープを2008年に開設しました。地域の皆様と共にほたるの成長を実際に鑑賞する機会を設け、地域の自然環境へさらに関心をもっていただくきっかけづくりにも努めています。また工場内にはお茶の木が植えられており、毎年5月に従業員で茶摘みを行い、新茶を周辺地域の福祉施設の皆様にも味わっていただいています。
地域社会の一員として
甘木工場では年間を通して様々なイベントを実施しています。ブリヂストン吹奏楽団久留米による定期演奏会は、多くのお客様にお越しいただいており会場は毎年満員となっています。けやきの杜で行われるお祭りや12月から1月にかけて実施するクリスマスイルミネーションなども地域の皆様に楽しんでいただいています。その他にも、筑後川の清掃活動や社会科見学受入、県道花壇の植栽活動など、地域社会との共生のための活動を推進しています。
甘木工場へのアクセス
所在地:
〒838-0051 福岡県朝倉市小田2011
電車でお越しの場合:
西鉄甘木線 甘木鉄道 甘木駅下車 タクシー約10分
お車でお越しの場合:
大分自動車道 甘木ICより約10分
電話番号:
0946-22-7111(代表)