建設・鉱山車両用大型・超大型ラジアルタイヤの北米での生産開始を決定
‐使用現場に近い拠点での生産により、お客様のご要望に即応‐
2011年9月22日
No.144
株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)のグループ会社である、ブリヂストン アメリカス タイヤ オペレーションズ・エルエルシーは、建設・鉱山車両用大型・超大型ラジアルタイヤ(以下「大型・超大型ORR」)の、中南米・北米を中心に世界規模で堅調に増加する需要に迅速に対応するため、米国サウスカロライナ州エイケン郡に新工場を建設することを決定致しました。また、これに伴い、大型・超大型ORR用スチールコードに関し、佐賀工場並びに米国テネシー州にあるクラークスビル工場*1での生産能力増強も併せて決定致しました。
総投資額は約825億円(約9億7,000万USドル)で、2014年上期から大型・超大型ORRの 新工場での生産を開始いたします。その生産能力は、増強が完了する2020年上期には、日産約130トンとなる予定です。
大型・超大型ORRの生産はこれまで日本の下関工場と北九州工場が担っていましたが、今回、日本で培ってきた大型・超大型ORRの生産技術を伝承し北米での生産を開始することで、当社グループの生産供給体制が一段と広がります。日本以外にも当該商品の生産拠点を保有することは、日本で培った生産技術力を広くグローバルで共有することになり、事業環境の変化により早く、かつ柔軟に対応できる体制を強化することになるとともに、日本を含む今後の増強の選択肢をさらに広げられることになります。
当社では今後とも戦略商品である大型・超大型ORR生産供給体制の拡充を積極的に図り、今まで以上にお客様にご満足頂けるよう尽力して参ります。
<大型・超大型ORR新工場概要>
<クラークスビル工場概要>
<佐賀工場概要>
総投資額は約825億円(約9億7,000万USドル)で、2014年上期から大型・超大型ORRの 新工場での生産を開始いたします。その生産能力は、増強が完了する2020年上期には、日産約130トンとなる予定です。
大型・超大型ORRの生産はこれまで日本の下関工場と北九州工場が担っていましたが、今回、日本で培ってきた大型・超大型ORRの生産技術を伝承し北米での生産を開始することで、当社グループの生産供給体制が一段と広がります。日本以外にも当該商品の生産拠点を保有することは、日本で培った生産技術力を広くグローバルで共有することになり、事業環境の変化により早く、かつ柔軟に対応できる体制を強化することになるとともに、日本を含む今後の増強の選択肢をさらに広げられることになります。
当社では今後とも戦略商品である大型・超大型ORR生産供給体制の拡充を積極的に図り、今まで以上にお客様にご満足頂けるよう尽力して参ります。
*1 クラークスビル工場は、株式会社ブリヂストンのグループ会社である、ブリヂストン メタルファ ユーエスエー・インクが保有する工場です。
<大型・超大型ORR新工場概要>
1.所在地: | サウスカロライナ州エイケン郡 |
2.生産品目: | 建設・鉱山車両用大型・超大型ラジアルタイヤ |
3.敷地面積: | 約221万m2 |
4.操業開始年月: | 2014年上期 |
5.従業員数: | 約550名(2020年上期予定) |
6.生産能力: | 約130トン/日(2020年上期予定) |
<クラークスビル工場概要>
1.所在地: | テネシー州モントゴメリー郡クラークスビル市 |
2.生産品目: | タイヤ補強用スチールコード |
3.敷地面積: | 約34万m2 |
4.操業開始年月: | 1996年4月 |
5.従業員数: | 410名(2011年8月末現在) |
6.生産能力: | 約165トン/日(2011年8月末現在) |
<佐賀工場概要>
1.所在地: | 佐賀県三養基郡上峰町堤2100番地 |
2.生産品目: | タイヤ補強用スチールコード |
3.敷地面積: | 約23万m2 |
4.操業開始年月: | 1982年3月 |
5.従業員数: | 498名(2011年6月末現在) |
6.生産能力: | 約250トン/日(2011年6月末現在) |
■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2010年以前の対外発表は除いています。最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す |
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本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課 | TEL:03-3563-6811 |
<お客様>お客様相談室 | TEL:0120-39-2936 |
以上