ニュースリリース

「B・フォレスト エコピアの森 くまもと in 山鹿」プロジェクト開始

2011年8月31日
No.130
 株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、日本の環境を保全する活動として、間伐などの森林整備を行う「B・フォレスト エコピアの森」プロジェクトの活動範囲を更に広げ、熊本県山鹿市にある森林の一部を整備する取り組みの開始を決定しました。本日、協定先である 山鹿市(中嶋 憲正市長)との調印式を、蒲島 郁夫熊本県知事立会いのもと熊本県庁知事応接室で行いました。

 「B・フォレスト エコピアの森」プロジェクトは、環境タイヤ「ECOPIA」ブランドの売上の一部を全国の当社事業所周辺にある森林の整備に活用するものです。当社は今後も「ECOPIA」ブランドの拡がりとともに、お客様と日本の森を守る活動を推進します。


調印式の様子(敬称略・順番左から)
株式会社ブリヂストン 熊本工場長 幾田 英樹、 熊本県知事 蒲島 郁夫、 山鹿市長 中嶋 憲正


B・フォレスト エコピアの森
   プロジェクトロゴ

【「B・フォレスト エコピアの森」プロジェクト概要】

  • 「ECOPIA」ブランドの売上の一部を森林整備活動に寄付(新車装着用を 除く日本向け「ECOPIA」全商品が対象)。
  • 森林整備は、原則、森林組合等の専門家が行い、当社近隣事業所の従業員もボランティアで参加。
  • 近隣事業所が主体となって、従業員をはじめ、地域住民の皆様やお客様に、自然に親しんでいただけるイベントを実施(森林教室等)。

【B・フォレスト エコピアの森 ホームページ】

ブリヂストンが、あなたと育てる森の未来。B・フォレスト エコピアの森


【日本の森林が抱える課題】
 日本の国土の3分の2を占める森林は、近年、間伐などの手入れ不足が大きな問題となっています。整備を行わないと、木々が密集して十分な日光が届かず、下草が育たないため、表面の肥えた土が雨で流され、森林の活力が失われてしまいます。適切な整備を行うことで、森林の活力を取り戻し、生物多様性の保護、CO2吸収力向上、水質浄化、貯水量増、土砂流出防止など、様々な面で環境保全に貢献することができます。


【各地域のプロジェクト詳細】
(今回開始するもの)
1. B・フォレスト エコピアの森 くまもと in 山鹿
(1) 所在地:熊本県山鹿市鹿北町岩野字小栗4175、4161-1番地
(2) 協定先:山鹿市
(3) 寄付先:同上
(4) 面積:約8ha
(5) 内容:熊本県内で6件目となる企業・法人等との協働の森づくりとなる。

(以下は既に開始しているプロジェクト)
2. B・フォレスト エコピアの森 久留米
(1) 所在地:福岡県久留米市高良内町字寺尾山
(2) 協定先:久留米市、浮羽森林組合
(3) 寄付先:浮羽森林組合
(4) 面積:約18ha
(5) 内容:久留米市が行っている森林保全活動をサポートするもの。久留米市が民間企業と協力して森林整備活動を行う初めての取り組み。

3. B・フォレスト エコピアの森 横浜 in 道志
(1) 所在地:山梨県南都留郡道志村大字神地字三ヶ瀬
(2) 協定先:横浜市水道局
(3) 寄付先:同上
(4) 面積:約11ha
(5) 内容:横浜市水道局が実施する「水源エコプロジェクト」に参加。
※同制度を活用する企業としては当社が2社目。詳細は下記URL参照。
http://www.city.yokohama.lg.jp/suidou/press/press-20090520.html

4. B・フォレスト エコピアの森 那須塩原
(1) 所在地:栃木県那須塩原市大字宇都野岳山
(2) 協定先:(社)国土緑化推進機構
(3) 寄付先:同上
(4) 面積:約5ha
(5) 内容:林野庁が森林資源の造成を図ることを目的に推進する「法人の森林」制度を活用し、2004年12月より、間伐など森林の整備や森林教室を開催。

5. B・フォレスト エコピアの森 下関
(1) 所在地:山口県下関市大字蒲生野字深坂(「深坂自然の森」内)
(2) 協定先:下関市、山口県西部森林組合
(3) 寄付先:山口県西部森林組合
(4) 面積:約3ha
(5) 内容:下関市、山口県西部森林組合と協定を結び、下関市が所有する森林の一部を整備するもの。

6. B・フォレスト エコピアの森 防府
(1) 所在地:山口県防府市大字上右田字三谷地内(「三谷森林公園」内)
(2) 協定先:防府市、山口中央森林組合
(3) 寄付先:山口中央森林組合
(4) 面積:約6ha
(5) 内容:2009年7月の防府豪雨災害で被災した森林の復興と保全活動をサポートするもの。防府市が民間企業と協力して森林整備活動を行う初めての取り組み。

7. B・フォレスト エコピアの森 彦根
(1) 所在地:滋賀県彦根市日夏町字天王山・日夏山地先
(2) 協定先:彦根市日夏町財産区
(3) 寄付先:同上
(4) 面積:約28ha
(5) 内容:彦根市が民間企業と協力して森林整備活動を行う初めての取り組み。
滋賀県内では12件目となる「琵琶湖森林づくりパートナー協定」。

■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2010年以前の対外発表は除いています。
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す

経営の基本方針:
1. 「更に上」を常に目指して、全ての製品・サービスで世界最高を目指す
基本戦略
(発表年 月 日)       主な対外発表
(1)戦略商品群への
積極的なリソース
投入
1. タイヤ
戦略商品
2011.01.24  『BATTLAX RACING R10』新発売
2011.02.14  『BATTLAX BT-601SS Wet(YEK)』新発売
2011.06.17  市販用ランフラットタイヤ『POTENZA S001 RFT』新発売
2. 環境対応
商品・事業
2011.04.01  「REGNO GR-XT」30サイズ追加発売
3. 多角化事業 2011.03.07  ポーランドに太陽電池用接着フィルムの生産を決定
2011.06.01  中国・常州で油圧ホースの生産開始を決定
2011.08.26  口径5インチの高品質SiCウエハの開発に成功
(2)基礎戦闘力の向上
(材料技術・生産技術)
 
(3)総合的企業活動の強化
2011.02.17  「B・フォレスト エコピアの森 防府」プロジェクト開始
2011.02.24  インドネシアで天然ゴムの共同研究推進に基本合意
2011.02.28  「第20回地球環境大賞」経済産業大臣賞を受賞
2011.04.01  第8回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール受賞作品を発表
2011.04.21  環境省より「エコ・ファースト企業」に認定
2011.05.11  彦根工場にビオトープを設置
2011.05.13  「B・フォレスト エコピアの森」プロジェクトの活動を拡大
2011.05.18  「B・フォレスト エコピアの森 彦根」プロジェクト開始
2011.05.20  ブリヂストングループ「環境宣言」をリファイン
2011.05.20  資源循環に関する取り組み姿勢を策定
2011.06.16  「ブリヂストン森林教室inエコピアの森」開催
2011.08.31  「B・フォレスト エコピアの森 くまもと in 山鹿」プロジェクト開始
2. 長期戦略を明確化し、事業領域の統合・拡大を推進する
 
3. 戦略的事業ユニット(SBU)制で真のグローバル企業を目指す
  2011.04.04  モロッコにタイヤ販売会社を設立、営業を開始
4. 「中期経営計画」を核に、全体最適のグループ経営を目指す
 

one team, one planet ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。

eco-Activities ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。


本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室TEL:0120-39-2936
 
以上