ミッション
近年、気候変動、資源の枯渇、生物多様性の損失がもたらす社会や環境への影響がより明らかになっています。私たちは、こうした世界共通の課題に対する意識をこれまで以上に高め、商品のライフサイクル、バリューチェーン全体を通してこれらの課題に取り組んでいます。
- 未来のすべての子どもたちが
「安心」して暮らしていくために… -
ブリヂストングループは、お客様やビジネスパートナー、そして社会とひとつになって、持続可能な社会の実現を目指し、誠実に取り組みます。
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- 自然と共生する
- 生息域の保全や研究、教育活動を通じて、生物多様性の保全に貢献します。
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- 資源を大切に使う
- 商品やモノづくり全体を通して、資源生産性の向上や水資源の有効活用を継続していきます。
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- CO2を減らす
- 製品のライフサイクル全体を通して、低炭素社会の実現に貢献し続けます。
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ブリヂストングループの「環境宣言」には2011年のリファイン※以降も、「未来のすべての子どもたちが『安心』して暮らしていくために…」という変わらない思いが込められており、当社グループの環境に対する考え方として受け継がれています。また、ミッション達成に向けてたどるべき歩みがひと目で分かるように、「お客様やビジネスパートナー、そして社会とひとつになって、持続可能な社会の実現を目指し、誠実に取り組む」ことを宣言しています。さらに、当社グループの長期的な環境活動の方向性を明確にし、それらをシンプルな言葉で表現することで、従業員一人ひとりの環境意識をさらに高め、持続可能な社会の実現に向けた従業員の主体的な取り組みを促すことを目指しています。
「環境宣言」では、環境問題への取り組みを進める「3つの領域」とそれらを支える「2つの基軸」を掲げています。これらの領域と基軸を簡潔に表現することで、当社グループ全ての従業員の理解が進み、目的に沿ってそれぞれの立場で環境活動に取り組むことができると考えています。
当社グループは「環境宣言」に基づき、「自然と共生する」ために、「資源を大切に使う」技術を開発・活用し、喫緊の課題である地球温暖化に対して「CO2を減らす」ことに誠実に取り組み続けます。
環境問題への取り組みを進める「3つの領域」
(1)商品・サービス
(2)モノづくり
(3)社会貢献
上記活動を支え、継続的な改善の基盤となる「2つの基軸」
(1)グローバル統一環境マネジメントシステム
(Total Environmental Advanced Management System:TEAMS)
ブリヂストングループの「グローバル統一環境マネジメントシステム(TEAMS)」は、環境マネジメントシステム(EMS)の枠組みをグループ全体で推進するもので、以下の2つの要素を取り入れて、当社グループの環境パフォーマンスをモニタリングし、継続的に改善しています。
・ 当社グループの全ビジネスユニット、各拠点の全機能、全従業員が参加
・ 積極的な情報開示を行い、先進的でトップレベルの活動を推進
- 詳しくは、「環境マネジメント」のページをご覧ください。
(2)環境コミュニケーション
「環境宣言」は「3つの領域」の活動を支え、各領域の継続的改善を推進するプラットフォームです。当社グループでは、特に環境活動の進捗状況や実績をはじめとする環境関連情報を開示して、ステークホルダーと緊密なコミュニケーションを図っていきます。
- 詳しくは、「ESGデータ」のページをご覧ください。
「環境宣言」は22の言語に翻訳され、各グループ会社の事業所に掲示されています。また、従業員が各々の業務と環境活動の関わりを理解した上で環境活動を推進し、ベストプラクティスを共有できるよう、eラーニングや各種研修、イントラネット、社内SNSなどを通じた様々な教育・コミュニケーションの機会を活用しています。今後も、従業員一人ひとりが「環境宣言」に基づき自立的な取り組みを行えるよう、浸透を図っていきます。
※ リファイン:これまで築き上げてきた財産をさらに磨き上げること。