ブリヂストンのサステナビリティに向けた考え方

「最高の品質で社会に貢献」し続けるために

ブリヂストン創業者 石橋正二郎
私の事業観は、単に営利を主眼とする事業は必ず永続性なく滅亡するものであるが、社会、国家を益する事業は永遠に繁栄すべきことを確信するのであります。— ブリヂストン創業者 石橋正二郎

当社グループは創業以来、変わりゆく社会のニーズに対応し、それぞれの時代において一人ひとりの安心・安全な移動や暮らしを支え続けるために事業を拡大・進化させてきました。活動の根底にあるのは、「最高の品質で社会に貢献」― 1968年に社是として制定され、これまで変わることなく受け継がれてきた当社グループの使命です。これは、創業者・石橋正二郎の「単に営利を主眼とする事業は必ず永続性なく滅亡するものであるが、社会、国家を益する事業は永遠に繁栄すべきことを確信するものである」という事業観に基づき、現在のサステナビリティの考え方にも通じるものです。

社会の変化を先取りし、変化をチャンスに変え、事業活動・社会貢献活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することは、「最高の品質で社会に貢献」を使命とする当社グループの果たすべき役割・責任だと考えています。また、当社グループ自身の持続的な成長のためにも、社会価値と顧客価値の創出を両立させ、社会、お客様、ブリヂストンが共にWin-Win-Winとなる「サステナビリティビジネス構想」の実現を目指して挑戦を続けます。
このように、当社グループは、持続可能な社会の実現に貢献しながら、企業としても持続的に成長していくことを目指して企業活動を展開しています。

ブリヂストンのCSR・サステナビリティ活動の歩み

ブリヂストングループは、使命を具現化し、グローバルで軸がぶれないCSR活動を推進するための「共通言語」として、2007年にCSR「22の課題」を設定しました。「CSRは経営そのもの」という考え方のもと、環境保全や品質、安全など企業活動の根幹となる22の取り組みをグローバル共通の経営課題として中期計画に織り込み推進することで、CSR活動の基盤を構築することができました。そうして築き上げたものを礎として、グローバル企業として社会期待に応え、よりよい社会の実現に貢献していくための指針として2017年にグローバルCSR体系「Our Way to Serve」を策定し、「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」を3つの重点領域として特定することで、グローバルで整合性を取りつつ各地域が主導する「グローカル(グローバル×ローカル)」なアプローチで活動を進化させてきました。

そして、次のステージとして、3つの重点領域を包含した経営視点の企業コミットメントへ進化させたものが「Bridgestone E8 Commitment」です。ブリヂストンらしさにこだわり定義した「E」で始まる言葉で表現した8つの価値を、ブリヂストンらしい「目的」と「手段」で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。

「サステナビリティに関する取り組みのあゆみ」こちらのページをご覧ください。