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ニュースリリース

平成22年度「揮発性有機化合物(VOC)対策功労者表彰」を受賞

2010年12月2日
No.169
 株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)の化工品技術センターは、環境省が主催する平成22年度「揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds/以下、VOC)対策功労者表彰」において、「VOC対策功労者表彰」を受賞しました。環境省では、大気汚染改善のため、固定発生源からのVOC排出量を2000年から2010年までに3割程度削減する事を目標に掲げており、VOC排出抑制対策を率先して行っている事業所または個人・団体の活動を表彰することで、対策の推進を図っております。

 化工品技術センターでは、2007年7月に「社内VOC削減プロジェクト」を発足させ、2010年度末までに2000年対比35%のVOCを削減する目標を設定し、技術的代替を中心に削減に取り組んで参りました。今回、特にVOC削減効果が大きい下記2つの取り組みが評価され受賞に至りました。

1.OA部品製造におけるVOC排出量の削減
従来の部品製造に使用していた塗料を、溶剤系から水系に変更した事で、VOC排出量を削減しました。その結果、2009年のVOC排出量を2000年対比で87%削減することに成功しました。

2.産業用粘着製品生産におけるVOC排出量の削減
溶剤系粘着製品を生産している拠点にて、粘着剤として使用していた溶剤を水エマルジョン(*1)へ切り替えた事でVOCの発生を削減しました。その結果、2010年のVOC排出量見込みを2000年対比で約98%削減する事に成功しました。

 ブリヂストンは、今後もVOC排出量を考慮した事業活動を推進し、継続的にVOC排出削減を図って参ります。

(*1)水エマルジョンとは、粘着樹脂成分を界面活性剤によって水分散させた粘着剤で、有機溶剤の代わりに水を使用しているため、VOC排出を削減するだけでなく、工場の作業環境・安全性の面でも優れています。

受賞の様子

平成22年度「揮発性有機化合物(VOC)対策功労者表彰 受賞の様子

表彰状 授与

表彰状を授与される当社化工品技術本部長 丸山昭洋 (写真右)


■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2009年以前の対外発表は除いています。
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す

経営の基本方針:
1. 「更に上」を常に目指して、全ての製品・サービスで世界最高を目指す
基本戦略
(発表年 月 日)       主な対外発表
(1)戦略商品群への
積極的なリソース
投入
1. タイヤ
戦略商品
2. 環境対応
商品・事業
3. 多角化事業
(2)基礎戦闘力の向上
(材料技術・生産技術)
 
(3)総合的企業活動の強化
2010.12.02  平成22年度「揮発性有機化合物(VOC)対策功労者表彰」を受賞
2. 長期戦略を明確化し、事業領域の統合・拡大を推進する
 
3. 戦略的事業ユニット(SBU)制で真のグローバル企業を目指す
 
4. 「中期経営計画」を核に、全体最適のグループ経営を目指す
 


one team, one planet ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。

eco-Activities ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。
本件に関するお問合せ先
<報道関係>広報第1課TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室TEL:0120-39-2936
 
以上