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ニュースリリース

国内のタイヤ生産体制を品目ごとに集約- 生産効率向上による競争力強化 -

2010年5月10日
No.76
 株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、国内で生産されるタイヤの競争力を強化するため、その生産体制を品目ごとに集約し、設備や人材、さらにはノウハウを有効活用することで、生産効率の向上を図ります。生産品目の集約に向けた設備の移管・人材の再配置などは2010年5月より順次行われ、2011年上期中に完了する予定です。
 概要は以下のとおりです。

1.  東京工場の生産品目を乗用車用(PSR)、小型トラック用(LTR)、航空機用ラジアルタイヤ(APR)に集約:
東京工場は2011年上期までにトラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)の生産を国内他工場へ移管し、その生産をPSR、LTR、APRに特化することで、専門工場として競争力の強化を図ります。PSR、LTR に関しては、一大需要地である首都圏向けの生産拠点として重要な役割を担います。また、当社が戦略商品と位置付けるAPRにつきましては、世界2工場体制(*1)の1つとして安定供給に注力して参ります。

2. TBRの国内生産を2拠点に集約:
東京工場のTBR生産を、栃木工場と甘木工場の2拠点に移管し、生産を集約することで競争力の強化を図ります。

 当社グループは、常に市場の需要動向に迅速に対応し、お客様により高品質な商品をタイムリーに提供できる生産体制を構築して参ります。

*1 当社グループのAPR生産拠点は東京工場と久留米工場の2拠点です。


東京工場概要
1.所在地 :東京都小平市小川東町3-1-1
2.生産品目   :PSR/LTR/TBR/APR
3.工場長 :尾形 一典
4.敷地面積 :約601,000m2
5.生産開始 :1960年3月
6.従業員数 :1,064名(2009年12月末)
7.生産能力 :PSR/LTR  :  24,400本/日
  TBR           :    6,200本/日
  APR           :      100本/日
  (いずれも2010年1月時点)
■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2009年以前の対外発表は除いています。
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す

経営の基本方針:
1. 「更に上」を常に目指して、全ての製品・サービスで世界最高を目指す
基本戦略
(発表年 月 日)       主な対外発表
(1)戦略商品群への
積極的なリソース
投入
1. タイヤ
戦略商品
2. 環境対応
商品・事業
3. 多角化事業  
(2)基礎戦闘力の向上
(材料技術・生産技術)
 
(3)総合的企業活動の強化
2. 長期戦略を明確化し、事業領域の統合・拡大を推進する
 
2010.05.10  国内のタイヤ生産体制を品目ごとに集約
3. 戦略的事業ユニット(SBU)制で真のグローバル企業を目指す
 
4. 「中期経営計画」を核に、全体最適のグループ経営を目指す
 
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課   TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室   TEL:0120-39-2936
以上