株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、環境タイヤ「ECOPIA」ブランド※1 の新商品として、「ECOPIA EX10」を2010年2月1日から発売いたします。発売サイズは50サイズで、価格はオープン価格です。
「ECOPIA EX10」は、当社の材料技術「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」※2 の採用などにより、当社の代表的商品「B'STYLE EX(ビースタイル イーエックス)」対比転がり抵抗を25%低減しつつ、ウェットブレーキ性能を14%向上した、低燃費と安全性を高次元で両立した商品です。
当社は既に環境タイヤ「ECOPIA」ブランドのプレミアム商品として2008年4月に「ECOPIA EP100(エコピア イーピーヒャク)」を発売しております。今回の新商品「ECOPIA EX10」は、「環境にやさしいこと」をタイヤの「基本性能」と捉え、当社の最高水準の環境技術を搭載しながらも、お買い求めやすい「ECOPIA」ブランドのスタンダード商品といたしました。
原材料から廃棄まで、タイヤのライフサイクル各段階におけるCO2排出量を算出すると、「製品の使用段階」が87%と大半を占めています※3 。当社は「地球温暖化」という世界共通の環境問題に対して、転がり抵抗をより低減したタイヤの開発と普及で、車の低燃費化・CO2排出量削減に大きく貢献できると考えています。
※1 ECOPIAはECOLOGY(エコロジー=環境)+UTOPIA(ユートピア=理想郷)の造語です。1991年に電気自動車に装着するタイヤを開発したのをきっかけに、日本では市販用として2002年にトラック・バス用、2005年に小型トラック・バス用、そして2008年に乗用車用を発売。その後もラインアップを拡大しています。
※2 「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」は分子構造設計等を通して材料の微細構造を制御し、必要特性を引き出す技術の総称で、当社の基幹技術の一つです。通常、転がり抵抗を低減するとWETグリップなどの安全性能が低下してしまうことが課題でしたが、「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」などの技術を採用することにより、この課題を解決することに成功しています。
※3 タイヤのライフサイクルにおけるCO2排出量
商品名 | ECOPIA EX10 (エコピア イーエックステン) |
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「エコトライアングル」は、材料技術の「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」、タイヤが転がる際の歪みを抑制する「エコ形状」、部材ごとの「重量バランス最適化」で構成され、転がり抵抗を低減し低燃費性能を向上します。
ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。 その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。 未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。 |
ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。 |
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す |
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