株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、2009年12月末時点で、中国の天津、瀋陽、無錫、惠州にある4つのタイヤ製造事業会社で「0.5%ゼロ・エミッション」を達成しました。
当社グループでは、産業廃棄物の発生量に対して最終処分量を1%未満にすることを「1%ゼロ・エミッション」、0.5%未満にすることを「0.5%ゼロ・エミッション」、継続的にゼロにすることを「完全ゼロ・エミッション」
※ と定義しています。
中国の4事業所では、2008年3月末に「1%ゼロ・エミッション」を達成し、更なる削減に向けて活動を続けてまいりました。今後は、「完全ゼロ・エミッション」を目指し、活動計画を定め、取り組みを進めます。
当社では、2005年に国内の全15工場で「完全ゼロ・エミッション」を達成し、2008年に当社国内グループ会社の45工場(当時)で「0.5%ゼロ・エミッション」を達成しています。また、他の海外工場でも「1%ゼロ・エミッション」達成を目指し、活動を推進しています。
今後も引き続き、「環境宣言」に掲げた「持続可能な循環型社会の実現」に向け、資源の有効活用を進めます。
【ゼロ・エミッション活動の歩み】
時期 |
対象 |
内容 |
2003年以前 |
関工場、下関工場、熊本工場 |
完全ゼロ・エミッション達成 |
2004年 |
久留米工場、鳥栖工場、甘木工場、栃木工場、那須工場、横浜工場、磐田工場 |
完全ゼロ・エミッション達成 |
2005年 |
彦根工場、佐賀工場、東京工場、防府工場、黒磯工場(国内全15工場) |
完全ゼロ・エミッション達成 |
2006年 |
国内全グループ生産拠点(当時43工場) |
1%ゼロ・エミッション達成 |
2008年3月末 |
中国タイヤ4工場 |
1%ゼロ・エミッション達成 |
2008年12月末 |
国内全グループ生産拠点(当時45工場) |
0.5%ゼロ・エミッション達成 |
2009年12月末 |
中国タイヤ4工場 |
0.5%ゼロ・エミッション達成 |
※ブリヂストンでは、全ての産業廃棄物について品目ごとに再資源化の委託契約の締結を完了することを条件にしております。
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ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。
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ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。 |
■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2008年以前の対外発表は除いています。
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す |
経営の基本方針: |
1. 「更に上」を常に目指して、全ての製品・サービスで世界最高を目指す |
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(1)戦略商品群への 積極的なリソース 投入 |
1. タイヤ 戦略商品 |
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2. 環境対応 商品・事業 |
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3. 多角化事業 |
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(2)基礎戦闘力の向上 (材料技術・生産技術) |
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(3)総合的企業活動の強化 |
2010.01.21 中国のタイヤ4工場で「0.5%ゼロ・エミッション」達成
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2. 長期戦略を明確化し、事業領域の統合・拡大を推進する |
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3. 戦略的事業ユニット(SBU)制で真のグローバル企業を目指す |
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4. 「中期経営計画」を核に、全体最適のグループ経営を目指す |
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