2015中期経営計画
2015年10月16日
No.95
株式会社ブリヂストンは、2016年から2020年の5年間を対象とした「2015中期経営計画」(以下、2015MTP)を策定しました。当社グループは、「真のグローバル企業」と「業界において全てに『断トツ』」を目指し、中期経営計画を経営の中心に据えて戦略的な施策を進めるとともに、経営改革の質とスピードの向上を図っています。本日発表しました2015MTPの概要は以下の通りです。
1. 2015MTPの位置付け
対象年度:2016年-2020年(5年間)
2014MTPからの事業環境の変化、将来展望を反映し、必要と考える戦略・施策を追加・更新。
2. 2015MTPの概要
「真のグローバル企業」と「業界において全てに『断トツ』」を目指し、(1)グローバル企業文化の育成、(2)グローバル経営人材の育成、(3)グローバル経営体制の整備を2015MTPの重点として推進。
2015MTPの重点 | 2015年に実施した施策の事例 |
(1) グローバル企業文化の育成 | |
ア.ブランド戦略の明確化 |
・グロ-バルでのBマークの更なる認知・浸透 2015年~ グローバル企業広告継続 等 ・ワールドワイド公式オリンピックパートナー 2015年6月 キーメッセージとコンポジットロゴの公表 |
イ.技術/ビジネスモデル イノベーション |
・グローバルR&D体制の最適化 10月16日発表 東京都小平市の生産・開発拠点を再構築 ・ソリューションビジネスの拡大 10月16日発表 鉱山・農業機械向けソリューションビジネスの社内カンパニーを創設 |
ウ. 継続的改善 |
・経営の全ての面において継続的改善 2015年9月 ブリヂストン グループ&グローバルTQM大会 |
(2) グローバル経営人材の育成 |
・Global EXCO (グローバル経営執行会議) グローバルの業務執行に関する最高位の会議体 |
(3) グローバル経営体制の整備 | |
ア.ガバナンス体制の整備 | ・機関設計変更 2015年10月14日発表 指名委員会等設置会社への移行 |
イ.タイヤ事業SBU体制の再編 | ・2006年設立当初6つあった地域SBUを4つに統合 2015年9月 欧州と中近東アフリカ、トルコを統合 |
ウ.多角化事業の拡充 | ・グローバル化 2015年7月 インドネシアで自動車用防振ゴム生産の合弁契約を締結 2015年7月 タイでコンベヤベルト生産を開始 ・環境への貢献 2015年9月 高耐圧性の水素充填用ホースを発売 ・インフラ事業 2015年7月 神奈川県横浜市に免震館を設置 |
3. 2015MTP目標
(1)質的目標: 成長と利益の確保、整合性と永続性
(2)量的目標: 事業の質を重視し、バランスを取りながら継続的に改善
【継続的に確保すべきレベル】
・業界平均を上回る成長
・ROA6%、OP(営業利益率)10%、ROE12%の継続確保
・各SBUでそれぞれOP10%達成
関連リンク:
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2015中期経営計画のプレゼンテーション資料
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