ニュースリリース

鉱山・農業機械向けソリューションビジネスの社内カンパニーを創設

-ブリヂストン独自のビジネスモデルのグローバル展開を加速-

2015年10月16日
No.99

 株式会社ブリヂストンは、当社の鉱山・農業機械向け事業において、従来の商材別の事業展開にとどまらず、複数商品の組み合わせやサービス、ITサポートまでトータルで提供するソリューションビジネスの展開をグローバルで加速するべく、新たに社内カンパニーを創設します。

 当社グループは、「2015中期経営計画」で重点課題の一つに「技術・ビジネスモデルのイノベーション」を掲げ、現在様々な取り組みを行っています。鉱山・農業機械事業においては、「超大型サイズの建設・鉱山車両用(OR)タイヤとコンベヤベルト」および「農業機械用(AG)タイヤとゴムクローラ」など当社グループが得意とする商品の組み合わせを競争優位の中核として、サービスおよびITサポートまでをトータルでお客様に提供するビジネスモデルを推進していきます。従来にない、新たな価値をお客様に提供することでお客様の様々な課題解決を図るとともに、持続的・発展的な取引関係を築いていきます。

 今回、地域や商材別に構成されていた鉱山・農業機械向け事業を行う社内の機能を集約し、窓口の一本化を実現するなどお客様視点に立って組織化することで、グローバルでのソリューションビジネスの展開を強化します。

<組織体制について>

-グローバルカンパニー-
 現在の特殊タイヤ事業部門、化工品事業部門、直需タイヤ販売部門のうち鉱山・農業機械向け事業を行うものをお客様視点で機能毎に集約・組織化し、2016年1月1日付で、「グローバルカンパニー」として当社内にグローバル鉱山・農機ソリューションカンパニーを創設します。グローバルカンパニーは、グローバルでのソリューションビジネスの戦略企画、管理および営業活動を担います。なお、開発・生産については当面従来通りの体制にて行います。

-リージョナルカンパニー-
 上記事業を行う当社グループ会社においては、「リージョナルカンパニー」として鉱山ソリューションカンパニー/農機ソリューションカンパニーを創設し、地域ごとの戦略企画、管理およびエンドユーザーへの営業活動を行います。まずは特殊タイヤ事業SBUが直轄する地域であるアジアの一部・オセアニア・中南米を対象とし、現在独立して事業を運営しているORタイヤ事業の当社グループ会社と化工品事業の当社グループ会社が協力体制を取ります。また、今後米州・欧州・他アジアの地域SBUでも同様のカンパニー体制の構築を検討していきます。

組織体制イメージ図

 当社グループは、今後も、タイヤ・化工品等独自の商材の組合せと確かなIT技術、サービスネットワークの広がりをもつ当社グループならではの総合力を以て、お客様のオペレーションに貢献していきます。

※リージョナルカンパニーは当社グループの複数子会社にまたがる体制となる場合もあります。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課  TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上