ブリヂストン、気候変動分野の情報開示においてCDP Aスコアを獲得
持続可能な社会の実現に向けたカーボンニュートラル化に対する取り組みを評価
2024年02月26日
株式会社ブリヂストンは、国際的な非営利団体であるCDP※1により気候変動分野の透明性とパフォーマンスにおける優れた取り組みが認められ、2023年度のAリスト企業※2に選定されました。CDP気候変動質問書2023を通じて報告されたデータに基づくと、ブリヂストンは、評価対象となった21,000社を超える企業のうち、「A」を達成した346社のうちの1社となりました。
今回のAリスト選定については、当社がバリューチェーン全体で進めるカーボンニュートラル化に向けた取り組みの一環である、SBT認定の取得や再生可能エネルギー比率の向上について評価いただいたものと考えています。 SBT認定に関しては、2023年、科学に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi)※3から2030年に向けた中期のCO2削減目標(Scope1、2およびScope3)について同認定を取得しました※4。また、再生可能エネルギー比率の向上については、グローバルにおける再生可能エネルギー由来の電力への切り替え※5や、太陽光発電システムの導入※6などの取り組みを推進しています。
ブリヂストンは、今後も「Bridgestone E8 Commitment」※7を指針として、サステナビリティとビジネスモデルを統合し、従業員、社会、パートナー、お客様など、多くのステークホルダーの皆様と共に価値を創出することで、未来に対する責任を果たし、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます※8。
- ※1CDP は、企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを有する国際的な非営利団体です。2000年の設立以来、CDPは、資本市場と企業の購買力を活用することで、企業が環境影響を開示し、温室効果ガスを削減し、水資源や森林を保護することを促進する取組みを先導してきました。現在では136 兆米ドル以上の資産を保有する740を超える署名金融機関と協働しています。2023年には、世界の時価総額の3分の2に相当する23,000社以上、そして1,100以上の自治体を含む、世界中の24,000を超える組織が CDP の質問書を通じて環境情報を開示しました。CDP は、TCFDに完全に準拠した質問書に基づく世界最大の環境データベースを有し、CDPスコアはネットゼロ、持続可能でレジリエントな経済を構築するために投資や調達の意思決定に広く活用されています。CDP は、科学に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi)、We Mean Business 連合、The Investor Agenda(機関投資家の気候変動対策推進イニシアチブ)、 NZAMI(ネットゼロ・アセットマネジャーズ・イニシアチブ:Net Zero Asset Managers Initiative)の創設メンバーです。
- ※2CDP2023の Aリスト企業のリストは、以下のリンクからアクセスできます。
https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores - ※3パリ協定目標達成に向け、企業に対して科学的知見と整合した温室効果ガスの排出量削減目標を設定することを推進している国際的なイニシアチブ。CDP、WWF(世界自然保護基金)、WRI(世界資源研究所)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)による共同運営。
- ※42023年2月2日 ブリヂストン、SBT認定を取得
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2023020201.html - ※52023年4月21日 国内6工場で購入電力100%再生可能エネルギー化を達成
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2023042101.html - ※62023年2月15日 ブリヂストン、国内タイヤ工場でPPAによる太陽光発電を開始
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2023021501.html - ※7「Bridgestone E8 Commitment(ブリヂストンイーエイトコミットメント)」
ブリヂストンは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2022030101.html - ※8詳細は、以下の当社公式サイトをご覧ください。
『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)』特設サイト(日本語)
https://www.bridgestone.co.jp/ir/library/integrated_report/2023/
ブリヂストン公式サイト「サステナビリティ」
https://www.bridgestone.co.jp/csr/
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係> グローバル広報企画部 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936
以上