「第7回ブリヂストングループ環境表彰」
-Rio+20(国連持続可能な開発会議)から1年、環境への取り組みを振り返る-
2013年6月26日
No.88
株式会社ブリヂストンは、原材料開発から商品の販売にいたるサプライチェーン全体を通して、グループ全体で持続可能な社会の実現を目指しています。
当社グループは2050年を見据え、「生物多様性ノーネットロス※1」、「100%サステナブルマテリアル※2化」、「温室効果ガス削減に関するグローバル目標※3への貢献(CO2排出量50%以上削減)」の3つの環境長期目標を設定し、それらの目標に基づいたさまざまな取り組みを行っています。
これらの取り組みを奨励するため、当社グループは国内グループ会社の活動実績を対象に優れた事例を評価し共有する「ブリヂストングループ環境表彰」制度を2007年から設けています。6月21日に開催した「第7回ブリヂストングループ環境表彰」では取り組みの独創性や環境への貢献度などを考慮し、「ブリヂストン環境活動大賞」を含め4つの表彰カテゴリーにて9つの事案を表彰しました。
表彰名 | 受賞内容 | 該当目標 | ||
---|---|---|---|---|
「ブリヂストン環境活動大賞」 |
「防振ゴムの樹脂化による軽量化をはじめとしたライフサイクル全体での環境負荷低減」※4 | ○ |
○ |
○ |
「次世代低燃費タイヤ技術(ラージ&ナローコンセプト)の開発」※5 | ○ |
○ |
||
「ゴム農園におけるサステナビリティ向上に向けた技術(パラゴムノキの病害診断技術)の開発」※6 | ○ |
○ |
○ |
|
「ブリヂストン環境活動特別賞」 |
「100%サステナブルマテリアル化に向けた原材料開発」※7 | ○ |
○ |
|
「排水プロジェクト推進による、地下水揚水量削減」 | ○ |
|||
「甘木地区における地域環境保全活動の取り組み」 | ○ |
○ |
○ |
|
「ブリヂストン環境活動個人賞」 |
「地域ボランティアによる『まち育て』と『河川敷清掃の美化』活動」 | ○ |
○ |
|
「ブリヂストン環境活動努力賞」 |
「ビーチクリーン活動 福島県いわき市豊間海岸」 | ○ |
○ |
|
「河川環境保全活動および地域社会の青少年健全育成支援」 | ○ |
○ |
「生物多様性ノーネットロス」
「100%サステナブルマテリアル化」
「温室効果ガス削減に関するグローバル目標への貢献」
当社グループは、2012年のRio+20において提唱された「環境保全と経済成長の両立」という考え方を尊重し、今後もグループ全体で「事業と環境の両立」に向けた取り組みを推し進めていきます。
各受賞案件の詳細は下記WEBサイトでご紹介しております。
https://www.bridgestone.co.jp/csr/eco/action/communication/employee.html
※1 事業活動が与える生物多様性への影響を最小化しながら、他の生物多様性の復元等の貢献活動を行うことによって、生態系全体
での損失を相殺するという考え方です。
※2 当社グループは、「化石資源などのように消費を続けるといずれ枯渇することが予想される資源以外のもの」を「サステナブルマテリ
アル」と位置付けています。
※3 現段階では、2008年7月に行われたG8北海道洞爺湖サミットにおいて、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を少なくとも
50%削減するとG8が合意し、同年温暖化防止主要経済国会合(先進国+中国、インドなど)で共有された目標をグローバル目標とし
ています。
【参考】ブリヂストングループ環境長期目標
ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。 その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。 未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。 |
ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。 |
関連リンク:
・ブリヂストングループ環境報告書
・ブリヂストンの環境への取り組み
・環境スペシャルサイト
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課 | TEL:03-3563-6811 |
<お客様>お客様相談室 | TEL:0120-39-2936 |
以上