タイにおけるタイヤ生産拠点再編
中期事業計画（2021-2023）に基づく生産拠点再編の進捗について
2023年10月27日
株式会社ブリヂストンは、中期事業計画（2021-2023）でお伝えしてきた「稼ぐ力の再構築」の一環として、タイにおけるタイヤ生産拠点の一部を下表のとおり再編、THAI BRIDGESTONE CO., LTD.（タイ ブリヂストン カンパニー リミテッド、以下「TBSC」）のランシット工場でのタイヤ生産を終了しました。
| 主な生産品目 | 再編内容 |
| 乗用車用ラジアルタイヤ | TBSCのノンケー工場に生産を集約 （2022年６月末完了） |
| トラック・バス用ラジアルタイヤ | BRIDGESTONE TIRE MANUFACTURING （THAILAND） CO., LTD.（ブリヂストン タイヤ マニュファクチュアリング（タイランド）カンパニー リミテッド）のチョンブリ工場に生産を集約 （2023年10月27日完了） |
タイの乗用車用及びトラック・バス用タイヤ事業については、同国での当社の長い歴史によって培われた幾多の資産を有効に活用、「断トツNo.1」※1のポジションを維持すべく戦略を構築し実行中です。その中で、地域社会への影響も慎重に勘案した、競争優位確保につながる最適な供給体制を検討した結果、ランシット工場でのタイヤ生産を終了、他拠点を活用した集約を行うという判断に至ったものです。
タイにおけるブリヂストンのタイヤ事業創業拠点であるランシット工場をこれまで支えてくださった従業員及び地域社会の皆様に心から感謝します。今回のタイヤ生産終了によって影響を受ける従業員及び地域社会に対しては、その影響が最小限になるよう十分考慮したうえで、各種法規制や労働協約に従って適切に手続きを進めています。
ブリヂストンは、創立以来90年余の歴史の中で、それぞれの時代、社会、お客様のニーズに応え、支えるため、グローバルで、コア事業であるタイヤ生産拠点の最適化を行ってきました。2024年3月発表予定の中期事業計画（2024-2026）においても、グローバルで新品タイヤ工場の役割責任を明確化し、プレミアム商品を「創る」体制を強化します。そして、新たなグローバル最適SCM※2の構築に向け、次なるステージに進みます。
ブリヂストンは、ビジョン「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして、持続的に社会価値・顧客価値を提供している会社へ」の実現へ向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」※3を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸として、変革を加速していきます。
【ランシット工場の概要】
- 1 所在地：
- タイ王国パトゥムターニー県
- 2 設立年：
- 1967年
- 3 工場長：
- タウィ ティップギョウー
- 4 従業員数：
- 1,070人（2023年9月末時点）
- 5 生産能力：
- 乗用車用ラジアルタイヤ 日産約2,280本（2021年末時点）
トラック・バス用ラジアルタイヤ 日産約2,100本（2022年末時点）
- ※1「断トツ」とは企業としての目標を指します。
- ※2SCM：サプライチェーンマネジメント
- ※3「Bridgestone E8 Commitment（ブリヂストンイーエイトコミットメント）」
ブリヂストンは､「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値（Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment）を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2022030101.html
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＜お客様＞ お客様相談室 TEL：0120-39-2936
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