ニュースリリース

ブリヂストン、サステナビリティビジネス構想を発表

2050年 カーボンニュートラル化を目指し、取り組みを強化

2020年12月22日

 株式会社ブリヂストンは、安心・安全な移動を支え、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する、「サステナビリティビジネス構想」を発表しました。

 当社はこれまで、コア事業であるタイヤ・ゴム事業において、長寿命・省資源を実現する断トツ商品の開発など、原材料のリデュースに取り組んできました。また、お客様が商品を使用する段階においても価値を提供するソリューション事業では、タイヤのすり減ったトレッド部分を貼り替え再利用するリトレッド(Tire to Tire)など、リユースにも貢献しています。今後2030年に向けて、使用済タイヤを原材料に還元(Tire to Rubber/Tire to Raw Material)するリサイクル事業の構築を進め、モノづくり領域、お客様の商品使用段階、そしてリサイクルを含めたバリューチェーン全体で資源循環やCO2削減に貢献し、社会・お客様・当社がWin-Win-Winとなる、当社独自のサステナビリティビジネスモデルを構築していきます。

 当社は、2012年に環境長期目標を策定し、持続可能な社会の実現に向けて取り組みを進めてきました。今年、新たに環境中期目標「マイルストン2030」を掲げ、事業の成長と環境影響や資源消費の拡大を切り離すデカップリングへの挑戦をさらに加速しています。 今回、カーボンニュートラル社会の実現に、より積極的に貢献すべく、2050年を見据えた環境長期目標において カーボンニュートラル化を目指すことを明確に示すとともに、2030年に向けて当社が排出するCO2総量の50%削減(2011年対比) を目指すこととし、CO2削減をさらに推進していきます。

 当社は、「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社であり続けること」をビジョンとして掲げています。サステナビリティを経営の中核に据え、社会価値と顧客価値の創造を両立させ、競争優位を獲得することで、社会・お客様と共に持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 サステナビリティビジネス構想の詳細については、12月23日に当社企業サイトに掲載するプレゼンテーション資料をご参照下さい。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課 TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上