Volkswagenの新型「Golf8」の新車装着タイヤに環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「ENLITEN」が採用
2020年09月09日
株式会社ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーは、Volkswagenの新型「Golf8」の新車装着タイヤ「TURANZA ECO」に環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「ENLITEN(エンライトン)」※1が採用されると発表しました。
当社グループは、「2050年にサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社であり続けること」をビジョンとして掲げています。その実現に向けて、断トツを追求した商品・サービス・ネットワークとデジタル技術を組み合わせた当社グループ独自のプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」をベースに、断トツを追求したソリューションを提供していきます。
タイヤ技術「ENLITEN」は、タイヤ重量を大幅に軽量化し、省資源化やタイヤの転がり抵抗を大幅に低減することで環境負荷を低減するとともに、ハンドリングなどの運動性能との両立を可能にする基盤技術の1つです。「ENLITEN」技術を採用した「断トツ商品」を通じて、車両が求める環境性能と運動性能を実現すると同時に、環境負荷の低減や資源生産性の向上に貢献することで、社会価値・顧客価値を実現、競争力の強化へと繋げていきます。当社グループは断トツを追求した商品を「創って売る」事業を将来に向けても強化していきます。
Volkswagenを代表する「Golf」シリーズの第8世代となる新型「Golf8」は、最先端技術を搭載して、半自動運転モードを可能にするとともに、新開発のサスペンションによりハンドリング性能に優れた車両です。
当社グループは長きに渡るパートナーとして「Golf8」の開発に参画させていただく中で、Volkswagenと共働でウェット性能などの運動性能や摩耗性能を維持しながら、軽量化による転がり抵抗の大幅な低減を追求しました。当該車両の新車装着タイヤとして承認された「TURANZA ECO」は、3次元形状革新サイプ、新形状のパタンと接地形状の最適化といった「ENLITEN」技術が持つ技術優位性と独自の材料技術を組み合わせることで、Volkswagenが求める環境性能と運動性能の両立を実現し、その価値を評価いただいたタイヤです。
当社は、コア事業である足元のタイヤ・ゴム事業の更なる強化と、様々なイノベーションを基盤とした画期的なソリューションの実現を通じて、顧客価値を提供するとともに、安全・安心なクルマ社会の実現と進化するモビリティ社会に貢献します。そして、当社の技術イノベーションを様々な車種に応じて最適な機能価値を引き出す新車装着タイヤへ積極的に拡大し、お客様のご要望にお応えする商品を提供していきます。
- ※1 ニュースリリース『CO2排出量削減と省資源化に貢献するタイヤ軽量化の新技術「ENLITEN(エンライトン)」を開発』を参照ください。
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2019090301.html
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