ニュースリリース

2020年06月02日

　株式会社ブリヂストンは、トヨタ自動車株式会社（以下、トヨタ自動車）より「技術開発賞」および「原価改善 優秀賞」を受賞しました。「技術開発賞」は、革新的な技術でものづくりを推進したサプライヤーに授与される賞です。また原価改善分野における当社の取り組み姿勢と実績も評価され、「原価改善 優秀賞」も受賞しました。

　当社は、これまでに培ってきたタイヤ製造のノウハウや知見を最大限に活用し、当社独自のICT^※1にセンサーと人工知能（AI）を組み合わせることで自動制御を実現した、最新鋭タイヤ成型^※2システム「EXAMATION^※3」を2016年に開発しました。当システムは、タイヤの成型工程を自動化することで、コスト競争力の確保と高性能なタイヤの提供を両立してきており、当システムで製造したタイヤをトヨタ自動車に納入しています。今回の技術開発賞の受賞は、画期的な技術を通じた当社の取り組みが、トヨタ自動車が推進する「もっといいクルマづくり」に貢献していることを評価されたものです。

　当社グループは、世界中でトヨタ自動車にタイヤや自動車部品を納入しています。今後も、イノベーションとソリューションを通じ、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していきます。

1. ※1 ICT ：Information and Communication Technology（情報通信技術）
2. ※2 成型 ： ゴム、ベルト、コードなどの様々な部材をタイヤの形状に組み合わせること
3. ※3 「EXAMATION」は当社の商標です。
   （Evolutional/革新的な x Attractive/魅力的）＋ AutoMATION（自動化設備）を由来としています。

以上