ブリヂストンの水素充填用ホースが Tsunashima サスティナブル・スマートタウン内の水素ステーションで採用
2017年03月15日
株式会社ブリヂストンは、「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」(所在地:神奈川県横浜市港北区綱島東、以下 Tsunashima SST)※内の「横浜綱島水素ステーション」に、高耐圧性の水素充填用ホースを納入しました。当該ステーションはJXエネルギー株式会社(以下、JXエネルギー)が運営しており、3月1日から営業を開始しています。また、併設するショールーム「スイソテラス」(JXエネルギーによる運営)は3月15日に開所され、水素充填及び充填用ホースへの理解を深めて頂けるように充填模擬体験コーナーが設置されており、当社の水素充填用ホースも展示されています。
「横浜綱島水素ステーション」は、Tsunashima SST内の水素供給拠点であり、未来の水素社会をリードする情報発信型水素提供フィールドとして位置付けられています。当社は、高い耐圧性能を有した水素充填用ホースを通じて、当該施設の安全性の確保に貢献します。
水素ステーションで使用される水素は高圧で圧縮されており、車両への水素充填用ホースには高耐圧性が求められます。当社の水素充填用ホースは、国内の水素ステーションにおける水素充填時の最高圧力82MPaに対応しています。これまで、JXエネルギーの第一号水素ステーションをはじめとして、全国各地の多くの水素ステーションで採用されています。
- ※「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(神奈川県横浜市港北区)とは、パナソニック株式会社、野村不動産株式会社、JXエネルギー株式会社ら 10団体が推進する次世代都市型スマートタウン。街全体でのエネルギーの効率的な利用などの先進的な取り組みを行い、開発に参加する事業者が環境配慮型のタウンマネジメント施設・集合住宅・技術開発・商業施設を計画する新たな街づくりプロジェクトです。
(Tsunashima SSTのHP http://tsunashimasst.com/JP/ )
【製品の特徴】
- (1)ホース内部の補強層に耐水素脆化性を追求した高抗張力鋼線ワイヤーを採用し、さらに6層にすることで高耐圧性を実現
- (2)耐水素ガス透過性に優れる材料を内層に採用することで水素ガスの透過を抑制
- (3)充填時のホースの操作性を考慮した柔軟性の確保
当社は今後も高い技術力を活かし、お客様のご要望にお応えする商品をご提案していくことで、モビリティー社会に貢献していきます。
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