ニュースリリース

次世代低燃費タイヤ技術「ologic(オロジック)」が環境省「平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣賞」を受賞

2014年12月04日
No.120

 株式会社ブリヂストンは、次世代低燃費タイヤ技術「ologic(オロジック)」の技術開発とその製品化を進める活動が評価され、環境省より「平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣賞 技術開発・製品化部門」を受賞し、12月3日、「イイノホール&カンファレンスセンター」(東京都千代田区)にて授賞式が行われました。

(左)福山 守 環境大臣政務官
(右)(株)ブリヂストン 取締役 専務執行役員 CTO・技術管掌 兼 生産技術管掌 森本 芳之

 「ologic」とは、タイヤサイズをこれまでに無かった狭幅・大径化することで、低燃費と安全性を高次元で両立する当社の独自技術です。本技術は、タイヤの大径化により接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わる転がり抵抗を約30%低減する※1とともに、狭幅化により走行時の空気抵抗も低減しています。更に、タイヤ進行方向に長い接地形状と専用パタンやコンパウンドを組み合わせることで、濡れた路面や乾燥路での高いグリップ性能も確保しています。
 この技術を搭載したタイヤは、すでにBMWグループが開発した革新的な電気自動車「BMW i3」に「ECOPIA EP500 ologic」として新車装着されるなど実用化しています。

 ブリヂストングループは、CO2排出量削減に関する中期目標※2として、2020年に2005年対比、タイヤの転がり抵抗を25%低減し、モノづくりで排出される以上のCO2削減に貢献することを掲げています。今後も新たな技術を開発し、製品へ適用することで、お客様により安全性や環境性に優れたタイヤを提供するとともに、低炭素社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。

ECOPIA EP500 ologic
ECOPIA EP500 ologic
  1. ※12013年3月5日発表の「ologic」技術に関する当社ニュースリリース(下記URL)における、開発品(サイズ155/55R19)と、従来の一般的なタイヤ(サイズ175/65R15)を対比したテスト結果の数値です。「転がり抵抗係数」に関する詳細なデータはタイヤ公正取引協議会に届け出てあります。
    https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2013030503.html
  2. ※2ブリヂストングループのCO2削減に関する中期目標及び実績は、環境報告書で公開しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
    https://www.bridgestone.co.jp/csr/eco/environmental_report/pdf/Env2014_CO2.pdfPDF
ecofirst

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本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課  TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上