「World Solar Challenge(ワールド ソーラーチャレンジ) 2013」にタイヤと太陽電池用フィルムにて協賛
‐工学院大学ソーラーカープロジェクトをサポート‐
株式会社ブリヂストンは、「World Solar Challenge 2013(以下WSC2013)」に参戦する工学院大学ソーラーカープロジェクト※に協賛します。当社が協賛する商品は、転がり抵抗を大幅に低減した新技術「ologic(オロジック)」を搭載したタイヤと、「EVASKY(エバスカイ)」シリーズの太陽電池用高機能フィルムです。商品の特徴については次の通りです。
1.「ologic」搭載タイヤ(「ラージ&ナローコンセプト」タイヤ)
今回協賛するタイヤは、今年3月に発表した、低燃費と安全性を高次元で両立する技術である、「ラージ&ナローコンセプト」をベースに開発された特別仕様のタイヤです。この度、当該技術を実用化するにあたり、新たに「ologic」と名付けました。「ologic」は、車両の燃費向上を通じたCO2排出量の削減に貢献できる技術として当社が開発を進めているもので、「ECOPIA」ブランドにおける新技術です。タイヤサイズをこれまでに無かった狭幅・大径サイズ化(タイヤ幅を狭く、タイヤ外径を大きく)すると共に、空気圧の高圧化、新パタン技術や専用コンパウンドを適用しています。これにより、従来とは別次元の転がり抵抗の低減とウェットグリップ性能の向上を実現しました。この技術を採用することで、今回のソーラーカーの省エネルギー走行に貢献し、かつゴールまで安全に走行することを狙っています。
2.太陽電池用高機能フィルム「EVASKY」
「EVASKY」シリーズは、太陽光を電気エネルギー(電力)に変換する部品である発電セルを保護し、長期にわたり安定した発電性能を維持するために使われる、太陽電池用フィルムです。今回協賛しているフィルムは、長年蓄積してきた高度な配合技術を活用し、紫外線(UV)を透過させることができる高機能な特性を持っています。これにより、UV領域の光も発電セルに伝えることができ、ソーラーカーの発電効率の向上に貢献することを狙っています。
WSC2013は、2013年10月6日~13日にオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3,000kmを走行し、順位を競う国際的なソーラーカーレースです。過酷な状況で環境性能を追求しながら、長距離を安全に速く走行する技術が必要とされます。このような世界大会への参戦は、工学院大学ソーラーカープロジェクトとしては初の挑戦です。そのチャレンジングスピリットに共感し、当社は「環境」と「安全」の両面から協賛し、応援するものです。
今後も当社は持続可能な社会の実現に向け、環境技術の開発と貢献を行っていきます。
・装着車両
・「ologic」搭載タイヤ
・「EVASKY」フィルム
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