ニュースリリース

「ブリヂストングループ 環境報告書 2013」を発行

2013年4月26日
No.63

 株式会社ブリヂストンは、「ブリヂストングループ 環境報告書 2013」を発行しました。本報告書では、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの2012年実績や、今後の活動計画を紹介しています。なお、本報告書の対象期間は2012年1月1日から2012年12月31日です※1


1.「ブリヂストングループ 環境報告書 2013」の主なポイントについて

(1)「環境長期目標」の考え方と活動実績を詳しく紹介
2050年を見据えた「環境長期目標」の基本的な考え方や、それに基づいたグローバルでの活動実績を紹介しています。また、本報告書では、「CO2を減らす」取り組みにおける中期目標※2の進捗状況を活動実績数値を用いて詳しく説明しています。

(2)東北大学 石田教授をナビゲーターに迎えた対談企画の掲載
2012年9月にパリモーターショーに参考出品した「100%サステナブルマテリアル※3コンセプトタイヤ」をテーマにした、東北大学大学院 環境科学研究科の石田秀輝教授と当社原材料開発担当者の対談を掲載しています。グアユール※4などの具体的な事例を交えてよりわかりやすく紹介することで、当社グループの環境に対する取り組み姿勢や考え方への理解を深めていただくと同時に、楽しく読んでいただける内容となっています。

「ブリヂストングループ 環境報告書 2013」
「ブリヂストングループ 環境報告書 2013」

2.「ブリヂストングループ 環境報告書 2013」 英語版の発行について
当社は、昨年まで日本語版のみであった「ブリヂストングループ 環境報告書」の英語版を発行します。これまでも世界各地のステークホルダーを対象に当社グループのウェブサイトや各種印刷物などの媒体を通じて環境に関する情報をお伝えしてきましたが、さらに多くのステークホルダーの皆様に当社グループの活動を紹介したいと考え、2013年7月(予定)に英語版を発行します。


※1 対象期間におけるデータについては現在集計中のものがあり、集計及び精査完了後に「環境への取り組み」ページで順次公開予定です。(掲載URL https://www.bridgestone.co.jp/csr/eco/index.html ) また、行政機関への報告データ(2012年4月~2013年3月のデータ)など、進捗状況にあわせて随時内容を更新していきます。なお、定性的な内容については一部、2013年4月までの環境活動を含みます。
※2 基準年度を2005年として2020年までに海外も含めたグループ全体で達成を目指す2つの数値目標を掲げています。 1.全製品を対象とし原材料調達から生産、流通、製品廃棄にいたるモノづくりの過程で排出されるCO2を売上高当たり35%削減。 2.車両の燃費に影響するタイヤの転がり抵抗を25%低減し、モノづくりで排出される以上のCO2削減に貢献。
※3 当社グループは、「化石資源などのように、消費を続けるといずれ枯渇することが予想される資源以外のもの」を「サステナブルマテリアル」と位置付けています。
例:生物由来の原材料や使用済みタイヤを再利用した台タイヤ、リサイクルされた原材料など
※4 米国南西部からメキシコ北部の乾燥地帯原産の低木で、その幹部などに天然ゴムを含んでいる植物です。


【参考】ブリヂストングループ環境長期目標
ブリヂストングループ環境長期目標


one team, one planetブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。

eco-Activities ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。

本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室TEL:0120-39-2936
 
以上