ニュースリリース

「ブリヂストングループ 環境報告書 2012」を公開

~2050年を見据えた「環境長期目標」を公表~

2012年5月11日
No.71

 株式会社ブリヂストンは、「ブリヂストングループ 環境報告書 2012」を公開しました。本報告書では、CO2削減をはじめとした2011年における取り組み実績や、今後の環境活動を行っていく上での長期目標について、詳細を紹介しています。本報告書の対象期間は2011年1月1日から2011年12月31日です※1

【ブリヂストングループ 環境報告書 2012の特徴】

1.新たに策定した「環境長期目標」を詳しく説明
2050年を見据えた「環境長期目標」を新たに策定しました。策定に当たり、気候変動、資源枯渇、生物多様性など地球規模での環境問題に対して、世界最大のタイヤ会社・ゴム会社として当社グループが果たすべき役割を認識し、「持続可能な」社会の実現のために取り組むべき内容を織り込みました。中でも、限りある資源を有効かつ持続的に活用していくことに焦点を当て、「100%サステナブルマテリアル※2化」に向けて、戦略的に取り組むことなどを、詳しく説明しています。

【2050年を見据えた環境長期目標】
♦循環型社会の実現に向けた取り組み: 100%サステナブルマテリアル化
♦低炭素社会の実現に向けた取り組み:
温室効果ガス排出削減に関するグローバル目標※3への貢献(CO2排出量50%以上削減)
♦自然共生社会の実現に向けた取り組み: 生物多様性ノーネットロス※4

2.「HIGH-LIGHT」ページを設け、活動をわかりやすく開示
2011年の主な環境活動をよりわかりやすくお伝えするために、「HIGH-LIGHT」ページを設けました。「資源を大切に使う」「CO2を減らす」「自然と共生する」という3つの活動について、写真やイラストを交えながら、当社グループの環境活動をより多くの皆さまにご理解いただくことを目的としています。

3.ペーパーレス
紙資源削減のため印刷物とせず、下記WebサイトにPDF版を掲載しています。
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/library/env_report/index.html


※1 対象期間におけるデータについては現在集計中のものがあり、集計及び精査完了後に「環境への取り組み」ページで順次公開予定です。
(掲載URL https://www.bridgestone.co.jp/csr/eco/index.html
また、行政機関への報告データ(2011年4月~2012年3月のデータ)など、進捗状況にあわせて随時内容を更新していきます。なお、定性的な内容については、一部、2012年5月までの環境活動を含みます。
※2 当社グループは、「化石資源などのように、消費を続けるといずれ枯渇することが予想される資源以外のもの」を「サステナブルマテリアル」と位置付けています。
例:生物由来の原材料や使用済みタイヤを再利用した台タイヤ、リサイクルされた原材料など
※3 現段階では、2008年7月に行われたG8北海道洞爺湖サミットにおいて、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を少なくとも50%削減するとG8が合意し、同年温暖化防止主要経済国会合(先進国+中国、インドなど)で共有された目標をグローバル目標としています。
※4 事業活動が与える生物多様性への影響を最小化しながら、他の生物多様性の復元等の貢献活動を行うことによって、生態系全体での損失を相殺とするという考え方です。


関連リンク:
ブリヂストンの環境への取り組み


ECO FIRST

one team, one planetブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。

eco-Activities ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。


本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室TEL:0120-39-2936
 
以上