ニュースリリース

東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)による当社工場の復旧見通しについて

2011年3月15日
No.46
 この度の東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 被災した当社工場の復旧見通しにつきまして、下記の通りお知らせ致します。

1.関東以北にある当社工場:
栃木工場、那須工場、黒磯工場、東京工場、横浜工場

2.生産復旧に関する考え方

(1) 各工場とも甚大な被災はないものの、一部設備等に損傷が確認されました。今後は余震の続く中、安全確保を第一に復旧業務に取り組みます。

(2) 生産立ち上げに際しては、地震被災地の復興に必要な資材である生産財のトラック・バス用ラジアルタイヤ(以下、TBR)を優先致します。

(3) 計画停電に対して適切に協力致します。生産への影響を最低限に抑えるため、各工場に設置されているコ・ジェネレーションシステムを最大活用致します。


3.工場の復旧見通し

TBR優先といった生産品目が限定になるなど制約がありますが、下記スケジュールにて生産立ち上げを進めます。

(1) 栃木工場: 3月16日(水)より立ち上げを始め、3月18日(金)以降の出荷を検討中です。

(2) 那須工場: 3月16日(水)より立ち上げを始め、3月18日(金)以降の出荷を検討中です。

(3) 黒磯工場: 3月16日(水)より立ち上げを始めます。

(4) 東京工場: 3月15日(火)より立ち上げを始め、3月16日(水)以降の出荷を検討中です。

(5) 横浜工場: 既に一部生産を再開しておりますが、余震や計画停電の状況を踏まえながら順次生産を拡大していきます。


4.緊急対策室の設置

今回の計画停電への対応など、当社グループを挙げての緊急対応を進めるため、3月14日(月)に緊急事態対策室(室長:CRO*1津谷正明)を設置しております。

*1 Chief Risk-Management Officer(チーフ・リスク・マネジメント・オフィサー)の略称となります。


5.各工場概要(2010年12月末時点)
(1) 栃木工場
 ・所在地:栃木県那須塩原市上中野10番地
 ・操業開始年:1971年
 ・生産品目:乗用車用、トラック・バス用ラジアルタイヤ 等
 ・敷地面積:488,800m2
 ・従業員数:1,096名(正社員・契約社員合計)
 ・生産量:6,200トン/月

(2) 那須工場
 ・所在地:栃木県那須塩原市東大和町3-1
 ・操業開始年:1962年
 ・生産品目:乗用車用、二輪用タイヤ 等
 ・敷地面積:234,540m2
 ・従業員数:847名(正社員・契約社員合計)
 ・生産量:2,600トン/月

(3) 黒磯工場
 ・所在地:栃木県那須塩原市下中野800番地
 ・操業開始年:1971年
 ・生産品目:タイヤ補強用スチールコード、ビードワイヤー 等
 ・敷地面積:342,342m2
 ・従業員数:657名(正社員・契約社員合計)
 ・生産量:65,000トン/年(スチールコード) 28,500トン/年(ビードワイヤー)

(4) 東京工場
 ・所在地:東京都小平市小川東町3-1-1
 ・操業開始年:1960年
 ・生産品目:乗用車用、トラック・バス用タイヤ 等
 ・敷地面積:557,400m2
 ・従業員数:1,033名(正社員・契約社員合計)
 ・生産量:3,700トン/月

(5) 横浜工場
 ・所在地:神奈川県横浜市戸塚区柏尾町1番地
 ・操業開始年:1938年
 ・生産品目:工業・生産資材、土木・海洋河川資材 他
 ・敷地面積:302,343m2
 ・従業員数:1,663名(正社員・契約社員合計)


本件に関するお問合せ先
<報道関係>広報第1課TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室TEL:0120-39-2936
 
以上