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鈴鹿8耐関連情報 <後編>
3年ぶりの夏。鈴鹿8耐にブースを出展!
「断トツ」のブリヂストンを証明!

モータースポーツファンが待っていた鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下:鈴鹿8耐)が3年ぶりに開催されました。もちろんブリヂストンも出展!グランプリスクエアに全長35mにも及ぶ特設ブースで鈴鹿8耐を盛り上げました。
おかげさまでブリヂストンタイヤ装着車は鈴鹿8耐15連覇達成することができました!コース上で戦っているライダー・チームにブリヂストンブースからも熱い声援を送りました。
「BATTLAX」ブランドの「断トツ」性能を感じてもらうブースレポートの後編をお届けいたします。

1. 鈴鹿8耐15連覇達成!2日間、ありがとうございました。プレミアムスポーツラジアル3種!

恒例のステージトークショー。「BATTLAXスポーツタイヤの世界」と題してBATTLAXのプレミアムラジアル「BATTLAX RACING STREET RS11」「BATTLAX HYPERSPORT S22」「BATTLAX SPORT TOURING T32」を紹介しました。


ブリヂストンの顔とも言える元ホンダワークスライダーで現在は二輪ジャーナリストとして多方面で活躍している宮城光さん。わかりやすい説明には定評があります。

司会進行は佐藤恵さん。どんな話題でも臨機応変に対応。笑顔がステキです。

ブリヂストンモーターサイクルタイヤ株式会社社長:佐藤潤。自らもバイクレースに参戦。長年販売の最前線にいたのでお客様や販売店様の心情やニーズをしっかりと掴んでいます。


BATTLAX RACING STREET RS11」はストリート用タイヤのフラッグシップ。「BATTLAX HYPERSPORT S22」はサーキットからツーリングまでマルチに楽しめるスポーツタイヤ。「BATTLAX SPORT TOURING T32」はワインディングからロングツーリングまで楽しめるツーリングタイヤ。とは言え、どのタイヤを選んだら良いのか悩みますよね。それに対して佐藤が答えます。
「先ずはご自身が一番多くライディングするステージを決めてください。サーキット走行なのか、ワインディングなのか、長距離ツーリングなのか。そこから始まります」さらに「S22かT32で悩んでいる人」には「コーナリング中に腰をズラす人はS22を選んでください。そう言う人はコーナーを積極的に楽しみたい人が多いです」 これにはお客様も一様に納得していました。


「BATTLAX RACING R11」「BATTLAX RACING STREET RS11」「BATTLAX HYPERSPORT S22」「BATTLAX SPORT TOURING T32」の展示コーナー

2. レース用タイヤのひみつ


みなさんが普段間近に見ることが少ないレース用のタイヤに迫るステージを開催しました。
ブリヂストンからはレースタイヤの開発を担当しているタイヤ開発第3部門 MCタイヤ設計第2課大庭裕史が登壇。そして、ゲストとして元Kawasaki Thailand Racing teamの責任者、日本でも大人気の藤原克昭さんが登壇しました。

タイヤ開発第3部門 MCタイヤ設計第2課の大庭裕史。

レース用のタイヤは溝がないスリックタイヤ。それで滑らないの?と宮城さんが質問すれば
「タイヤのゴムと路面の接触する面積を大きくするために溝を無くしています。溝がある分だけ設置面積は減ってしまいます。パターンデザイン(溝)の主な役割は雨天時の排水性にあります。雨のレースでは雨専用のWETタイヤを使用するので、ドライ性能を追求するレースではツルツルのスリックタイヤで走ります。」
ブースのアトラクションでも人気のタイヤウォーマーを巻く理由については「レースでは、タイヤへの入力によるゴムの温度上昇が大きいので、高い温度で性能を発揮するように設計されています。走り始めてすぐに性能を最大限発揮できるようにあらかじめゴムの温度を上げておくことが目的です」。
わかりやすい説明にみなさん納得。

日本でも大人気、元Kawasaki Thailand Racing teamの責任者:藤原克昭さん


そして藤原さんの話がとてもわかりやすい。ライダーとして経験してきたことを言葉にしているので説得力のあるお話でした。
「タイヤのスピニングによってブラックマークはできますが、ブリヂストンタイヤはスピニングしながらも路面をしっかりと掴みして前へ前へと進んでいきます。これには驚きました」と藤原さん。

サービス精神旺盛の藤原さん。


3. みし奈昌俊×宮城光 鈴鹿8耐名場面トークバトル


往年のレースファンなら"みし奈昌俊"と聞いて知らない人はいないでしょう。日本でバイクレースが絶大な人気を誇っていた1980年代から1990年代にかけてレース実況をしていました。日本におけるレースアナウンサーの草分け的存在です。そのみし奈さんがブリヂストンステージに登壇しました。宮城光さんもみし奈さんの実況が今のレース解説の仕事に役に立っているとのこと。

日本のレースアナウンサーの草分け:みし奈昌俊さん

日本の鈴鹿8耐といえばやはりレジェンド:平忠彦さん。みし奈さんも実況しながらずっと見てきました。1985年の初参戦。全てのマシンを周回遅れにする圧倒的な速さで首位を独走、しかしレース終了まで30分を残したところでエンジンが突然停止。グランドスタンド前のピットウォールにマシンを停めてリタイア。この衝撃的な出来事に始まりご自身が初優勝を飾る1990年までのドラマを語っていただきました。
また、ブリヂストンタイヤ装着車の優勝で印象に残っているのは2007年の加賀山就臣/秋吉耕佑ペアのヨシムラの優勝だと言います。野生人:加賀山就臣選手と宇宙人と呼ばれた秋吉耕佑選手のペアにまつわるエピソードも披露。会場は大いに盛り上がりました。

平忠彦さんの思い出を語っていただきました。

4. 鈴鹿8耐15連覇達成!2日間、ありがとうございました。

ブリヂストンタイヤ装着車が鈴鹿8耐15連覇を達成。表彰台独占、さらに14位まで全てブリヂストンタイヤ装着車でした。

8時間に渡る激闘が終わり、見事優勝したのはTeam HRC。圧倒的な強さでした。これでブリヂストンタイヤ装着車は2006年から15年連続優勝を達成しました!皆さまの熱いご声援をありがとうございました。2位にはKawasaki Racing Team Suzuka 8H、3位に予選22番手から驚異の追い上げを成し遂げたヨシムラSERT Motul。ブリヂストンの赤いキャップが表彰台独占です。
2日間のブリヂストンブースも大盛況でした。お越しいただきまして誠にありがとうございました。来年もお目にかかれることを楽しみにしております。


たくさんのお客様にご来場いただきました。

ゴールまであと30分。ブリヂストンブースもライトアップ。

鈴鹿8耐名物の花火。来年もみなさんと一緒に見たいですね。




鈴鹿8耐ブリヂストンブースレポート<前編>はこちら



◎関連情報
[製品情報]
3年ぶりの夏がくる!ブリヂストン 2022鈴鹿8耐特集

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