航空機用タイヤ
航空機用タイヤ事業の歴史
- 1939年
- 久留米工場にて軍用航空機タイヤの本格生産を開始
- 1953年
- 戦後初の航空機用タイヤの生産を開始
- 1955年
- 航空機用タイヤの生産が本格化
- 1959年
- 日本の運輸省(現:国土交通省)航空局Japan Civil Aviation Bureau (以下JCAB)からダグラスDC-3用タイヤを含む11サイズのタイヤと飛行機用タイヤチューブの認可取得
- 1968年
- 航空機用タイヤ工場が久留米工場内に建設され、本格的な生産を開始
- 1969年
- 米国Federal Aviation Administration(以下FAA)からダグラスDC-8用 タイヤを含む22サイズのタイヤの認可取得
- 1970年
- 久留米工場内のリトレッドタイヤ工場を東京工場に移設
- 1971年
- トンプソン エアクラフト タイヤ ベルギー社(以下トンプソン・ベルギー社)を通じて、欧州での新品タイヤの販売を開始
- 1973年
- 久留米工場が英国Civil Aviation Authority(以下CAA)から新品タイヤの製造工場として製造組織認可を取得
- 1979年
- トンプソンUSA社を通じで、米国での新品タイヤの販売を開始
- 1983年
- 東京リトレッド工場が、FAAによるRepair Stationの事業場認可を取得
- 1984年
- 当社が10%出資して合弁会社トンプソン エアクラフト タイヤ(アジア)を(以下TATA)香港に設立
- 1985年
- TATA社が操業を開始
- 1988年
- ボーイング社からボーイング747-400用タイヤの承認を得る
- 1989年
- 最初の航空機用ラジアルタイヤがA320用としてJCAB/FAAの認可を取得
- 1991年
- TATA社をブリヂストン エアクラフト タイヤ アジア(以下BAA)社に社名変更
欧州のトンプソン・ベルギー社を買収して完全子会社化
BAA社への出資比率を50%にまで高める
- 1994年
- 欧州と香港でブリヂストンブランドによるラジアルリトレッドタイヤの製造・販売を開始
- 1997年
- トンプソン エアロスペース社を買収し、ブリヂストン エアクラフト タイヤ・USA(以下BAU)社を設立
ボーイング社とボーイング777等へのOEM供給メーカーに選定される
- 1998年
- 欧州のトンプソン・ベルギー社をブリヂストン エアクラフト タイヤ ヨーロッパ(以下BAE)社に社名変更
- 1999年
- 米国でブリヂストンブランドによるラジアルリトレッドタイヤの製造・販売を開始
- 2000年
- BAA社を完全子会社化
- 2003年
- エアバス社からA380、A320ファミリー、A330/A340用タイヤのOEM供給メーカーに選定される
- 2004年
- ボーイング社からボーイング787用タイヤのOEM供給メーカーに選定される
- 2005年
- 世界標準規格としての航空宇宙品質マネジメント規格JISQ9100をBridgestone Corporationとして取得
久留米工場が欧州航空安全局(EASA)から製造組織認可を取得
航空機タイヤ用最新ラジアル構造Revolutionarily Reinforced Radial(RRR)がエアバスA380/A340用としてJCAB/FAA/EASAの認可を取得
BAA社の子会社として、中国・青島に4ヶ所目の航空機用タイヤ リトレッド工場であるブリヂストン エアクラフト タイヤ チャイナ(BAC)社を設立
- 2006年
- ラジアル新品タイヤ製造を東京工場で開始することを決定(久留米工場に続き2番目)
- 2007年
- BAC社 開所式、リトレッドタイヤの製造開始
- 2008年
- 東京工場のラジアル新品タイヤの製造開始、欧州航空安全局(EASA)から製造組織認可を取得
世界初 ボーイング機に最新構造ラジアルタイヤ (RRR)が採用される
- 2009年
- エアバス社A350XWBにOEM供給メーカーとして最新構造ラジアルタイヤ (RRR)の納入が決定
- 2010年
- 2009 ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤーに選定される
- 2011年
- 2010 ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤーに選定される
- 2013年
- 2012 ボーイング・パフォーマンス・エクセレンス・アワードを受賞
- 2014年
- ボーイング社787-10のOEM供給メーカーに選定される
- 2015年
- エンブラエル社E175-E2のOEM供給メーカーに選定される
- 2016年
- 新品タイヤとリトレッドタイヤの新工場をタイに建設することを決定
- 2019年
- ボーイング社から737MAX‐9と777-9用タイヤの承認を得る
- 2020年
- ブリヂストン スペシャリティ タイヤ マニュファクチャリング (タイランド) (BSTMT) 社での新品タイヤ製造、およびブリヂストン エアクラフト タイヤ マニュファクチャリング (タイランド) (BAMT) 社におけるリトレッドタイヤの製造開始