技術系
“現物現場”を実践し、
ユーザーの真のニーズを拾い上げる。
R.S.
ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(株)
九州技術サービス部
応用化学専攻修了
2016年入社
Career Step
1年目:ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(株)消費財技術サービス部
SUV向けタイヤ新商品のコンセプト企画を担当。
2年目:同・関東技術サービス部
神奈川、群馬、栃木を担当。試乗会を代替・補完する消費財の新たな訴求方法としてVRを活用した訴求ツールを開発。
4年目:同・九州技術サービス部
技術サービス部のミッションは、ユーザーの情報や市場での使用環境を収集・解析し、ソリューションビジネス開発につなげること。現在は特にバスユーザー向けソリューションモデル構築を推進中。
Question 01
技術サービス部の役割と仕事内容を教えてください
国内市場における商品(モノ)とソリューション(コト)の開発、QA(品質保証)を担当する部署で、市場と開発をつなぐ唯一の技術部隊です。具体的には、ユーザーの使用環境や困りごとを収集・解析し、そのデータを次の商品企画や品質向上に活用する役割を担っています。またお客様の困りごとから、その解決策を検討し現場とともにソリューションモデルを構築することも特に重要なミッション。
私はバス領域でのソリューションモデル構築に取り組んでおり、“お客様よりお客様のことを知る”をモットーに、バスユーザーの車両・タイヤの使われ方やメンテナンスの仕方等を調査し、ソリューション構築に力を入れています。技術サービス部の大きな特色は現場に近く、生の声を吸い上げられるところにあります。整備の現場に出向き、直接調査できるのは会社の中では私たちだけ。現場の方々とコミュニケーションを重ねることで、お客様の真の困りごとやニーズを見出し価値を創出することがこの仕事の醍醐味です。広く、何事にも興味を持ち、人と触れ合うことが好きな技術者にとってはやりがいの大きな仕事だと思います。
技術サービス部の役割と
仕事内容を教えてください
Question 02
「ブリヂストンらしさ」「強み」はどのような場面で発揮されていますか。
現場に足を運び、「真実」を自らの目で確かめること。現状を是とせず、本来「あるべき姿」と照らし合わせ、最善へと向かうための意思決定を行なうこと。その“現物現場”の意識の高さが技術サービス部に流れるブリヂストンらしさです。何をする際にも現場とユーザーの声を最重要視しており、上司も「自分で見たのか」「現場はなんと言っているのか」と必ず確認します。私も“現物現場”の重要性は骨身にしみており、納得するまで何度も現場に足を運びます。例えば整備環境の実態を知るための調査でも、最初は「こうした規則に沿って行っている」という答えしか返ってきません。しかし何度も足を運びコミュニケーションを重ねるうちに「実際にはこうしている」「こういうケースもある」という生の声が聴けるようになります。そしてそこに課題の解決の糸口が見つかることも多いのです。同じユーザーでも運用状況は1台1台異なり、整備・管理をする人も違います。表面的な調査では現場の実態はつかめません。その意味でも“現物現場”はとても重要なキーワードです。
「ブリヂストンらしさ」「強み」は
どのような場面で発揮されていますか。
Question 03
今後の目標、挑戦したいこと、ビジョンを教えてください。
足もとでは九州エリアの担当として、バス領域でのソリューションを完遂し、目の前のユーザーの困り事を解決することが目標です。そしてゆくゆくはこの取り組みを全国のバスユーザーへ普及させるために、ソリューションを構築する立場として、自らが作ったモデルの全国展開に挑戦したいです。九州では上手くいったことが、かならずしも他の地域で通用するわけではないと思いますが、どんな課題に直面したとしても、「どこに課題があるのか」「どうすれば解決できるのか」を“現物現場”で確認し、実行可能なソリューションモデルに深化させたいと考えています。全国展開にあたっては、これまで以上に広い視野を持って、様々な角度から物事を検討していくことが求められます。お客様に最も近い立場にいたからこそ培うことができた、徹底したユーザー目線を強みとして持ちつつ、将来的にはより幅広い知識と見識を持った視野の広い人財を目指したいです。
今後の目標、挑戦したいこと、
ビジョンを教えてください。
Special Question
あなたにとって、
ブリヂストンの「旅」とはなんですか。
ブリヂストンの事業がタイヤ販売からソリューションへと動き出したことで、自身の業務内容も大きく変化し、新しいことへチャレンジする機会が増えてきました。この新たなチャレンジこそが私の「旅」です。挑戦を重ねるなかで、まだ見ぬ風景を見つけたいですね。