事務系
数年先の需給を見きわめ、
グローバル供給体制を立案。
T.A.
Inter-SBUソーシング課
経営学部卒業
2015年入社
Career Step
1年目:グローバルソーシングユニット
タイヤ製造部品を各生産拠点に供給する。
3年目:彦根工場生産管理課
日々生産実績の管理と生産課題の解決に従事。
6年目:Inter-SBUソーシング課
乗用車用タイヤのグローバル中長期供給体制検討を担当。
Question 01
ブリヂストンに入社を決めた理由を教えてください。
高校時代のニュージーランドへのラグビー留学の経験や、大学時代の留学生との触れ合いから、価値観や文化などの背景が異なる人たちと働くことが自身の成長につながると思い、グローバルな環境で働ける機会が多い企業を中心に就職活動をしました。ブリヂストンを選んだのは、業界のグローバルリーディングカンパニーでありながら、その状況に甘んじることなく挑戦し続ける企業だったからです。ここで働けることができれば常に自分も成長し続けられると思いました。
大学で当社役員のデイヴィス・スコット先生の講義を受けていたこともあって、もともと親近感を感じてはいたのですが、面接で対応頂いた社員の方が、とても自分のことを理解してくれたことも好感を高めた理由のひとつです。部活動を軸に過ごした学生時代の目標や思いを、うまくまとめられないままに話したのですが、じっくり耳を傾け、しっかりと伝えたいことを汲みとっていただけました。ちなみにラグビーは入社後も続けており、Bridgestone Red Arrowsは、関東社会人リーグ1部で戦っています。
ブリヂストンに入社を決めた
理由を教えてください。
Question 02
現在の仕事内容を教えてください。
乗用車用タイヤのグローバル中長期供給体制検討を担当しています。当社は世界中に生産拠点を持っていますが、これまでの販売データから、各グローバル市場へどの工場で生産して供給するのがいいのかを、市場の要望やコスト、工場の生産能力などを踏まえて決めていく仕事です。私は乗用車用タイヤの売り上げの40%以上を占めている米州市場向けの供給体制検討を担当しています。そのため、米州拠点のSCM(サプライチェーンマネジメント)を担当している同僚との打ち合わせはもちろんのこと、アジア、EUの仲間とも密に連絡を取りながら仕事を進めています。
変化が激しい昨今の環境では、素早く生産体制を見直し、変化に対応していく必要があります。トランプ政権下では、突然の政策変更によって新規拠点での製品立ち上げを1年前倒しで対応する必要に迫られました。開発部署と協議を重ねて新たな案を創出し、工場の協力も得て何とか1年で立ち上げることができたことは、今では良い思い出です。市場の要望と生産側の制約の折り合いがつかないこともしばしばですが、それぞれの言い分に耳を傾けながらも会社としての全体最適を追求し、考え抜いた戦略に基づいてタイヤが売り上げに貢献した時には、あの時頑張って良かったと心から思います。
現在の仕事内容を
教えてください。
Question 03
仕事をする上で、大切にしていることを教えてください。
変化に迅速に対応することです。EVの進展をはじめとするモビリティの進化は、タイヤの需給にも大きく影響します。社会の変化をいち早く察知し、将来を予測した上でグローバル供給体制を考えることが、もっとも重要だと考えています。
また普段の仕事では常に相手のことを理解した上でコミュニケーションを取ることを意識しています。グローバルの仲間と仕事をしていますので、様々な背景を持つ人たちと関わります。その中でできるだけスムーズに話を進めるために、相手がどのような情報を欲しがっているかを理解することはとても重要だと思います。もちろん、それは異文化の方との関わりだけでなく、上司や後輩とのコミュニケーションでも同様です。
現在もグローバルの仲間と共に仕事をしていますが、将来はぜひ海外拠点への赴任を経験したいと思っています。そのためにはSCMに関しても、これまで経験してきた生産系だけでなく、船積や物流業務も経験し、いっそう幅広い知識を身につけることが必要でしょう。これからは自分の知識・経験を充足させ、ぜひ赴任経験を通じて自身を成長させていきたいと思っています。
仕事をする上で、
大切にしていることを教えてください。
Special Question
あなたにとって、
ブリヂストンの「旅」とはなんですか。
絶えず変化していくこと。激しい時代の変化に適応するだけではなく、ブリヂストン自ら新たな変化を起こしていかなければならないと思っています。