技術系
使命である「最高の品質で社会に貢献」を支える。
それが品質保証の仕事を担う責任。
K.S.
彦根工場
品質保証課
管理工学科卒業
2014年入社
Career Step
1年目:那須工場/品質保証課
工場配属となり担当工程の改善業務をメインに、現物現場でモノづくりの基本を学ぶ。
4年目:技術センター/製品評価ユニット
アジア圏の各工場や国内工場で使用する製品評価システムの展開、新工場立上支援、全社の製品評価仕組構築を担当。
7年目:技術センター/国内工程管理保証課
国内工場の工程管理業務、製品製造番号13桁化プロジェクト、ロットトレースの仕組強化等に携わる。
8年目:彦根工場/品質保証課
主務者として自らの担当工程だけでなく、メンバーのサポートやフォロー等、チームビルディングに取り組む。
Question 01
現在の業務内容を教えてください。
現在所属している彦根工場は国内最大のフラッグシップ工場。他工場をリードする生産工程の改善や新しい品質管理システムの導入を積極的に進め、中期事業計画に基づいた競争力強化に資する品質向上を加速させる役割を担っています。品質保証課はお客様にトラブル品、不具合品を流出させないことをミッションとして、“当たり前品質の確保”と“魅力的品質の創出”を実践しています。その中で私は加硫工程の品質保証(QA)担当として工程の改善や法規対応のための設備導入を図り、品質管理のレベルアップに務めています。この仕事の面白さは、現場で実施する改善結果が短時間で現れる点です。自分の行った今日の改善が翌日、場合によっては数時間後に、作業現場の品質向上や負荷軽減といったアウトプットに結びつく。品質管理のPDCAサイクルを回す手応えを日々感じられますし、現場からも感謝されるやりがいがあります。
現在の業務内容を
教えてください。
Question 02
現在に至るまで、どのような経験を積まれたのでしょうか?
入社して最初に配属された那須工場では、指導社員の下、現物現場でモノづくりの基本や仕事の進め方を叩き込まれ、ブリヂストンで仕事をする土台を作りました。4年目に異動した技術センターは、QAをはじめ製品開発部門や製造技術部門などが一堂に会した研究・開発施設です。全社に対する施策の展開や浸透が任務なので、工場とは違う全社的な視点や業務プロセスを身につける機会になりました。例えば、全社の製品評価システムを新しくするプロジェクトへ参画した際は、古い評価の仕組みをIT化で刷新するシステムの一大転換を担当。効率化や高い製品品質を追求する会社としての意図や狙い、アジア圏や国内の工場に足を運び経営の意志を工場に浸透させていくプロセス、その実務を担う現場の実態など、さまざまな角度から会社の動きを理解でき、大きな視野を養いました。そのシステムは現在も稼働し、ブリヂストンが誇る高品質のタイヤを世界に届けるための大切な役割を担っています。
現在に至るまで、
どのような経験を積まれたのでしょうか?
Question 03
彦根工場に来て、仕事への取り組み方に変化はありましたか?
大いにありました。全社施策の展開や浸透を経験し、改めてQA担当の使命に気づいたのです。それは品質のあるべき道筋の司令塔的役割を担う責任です。お客様の価値を創出する製品やサービスの品質向上に向けて、様々な部門の方と関わり意見を交わせながら、必要な情報を集めて目指す品質基準や改善施策の内容を決め、説明を繰り返して適切なアクションに舵を切っていく。先頭に立ってブリヂストン品質をリードするとても重要な役割です。全社的な視点や経営サイドの意志に触れたことで、フラッグシップである彦根工場が果たすべき役割とは何か、製造や生産の担当者に何をどう伝えて工場を動かすのか、会社全体の視点を現場にも共有していく “アカウンタビリティ(説明責任)”が重要だと痛感しています。「最高の品質で社会に貢献」。それがブリヂストンの企業理念における不変の使命です。私たちQAとは、まさにその企業理念に責任を持つ仕事。QAが求めるテーマのもと、全社一丸となれる環境や現場がブリヂストンにはあるのです。
彦根工場に来て、
仕事への取り組み方に変化はありましたか?
Special Question
あなたにとって、
ブリヂストンの「旅」とはなんですか。
職務を遂行するために多くの人と出会い、多種多様な価値観・立場の方々とチームを組んで一丸となって“最高の品質”に向かう。その道こそが、私やブリヂストンにとって冒険に満ちた「旅」なのだと思います。