レポート
東京モーターサイクルショーに出展。
「バイクのわくわく」をお届け<トークステージ編>
2025年3月28日から30日まで第52回東京モーターサイクルショーにブリヂストンブースを出展しました。
今年は「二輪のプライド」をテーマに、ライダーたちが二輪を操るプライドを再認識・共感できる場所として、2月に発売した新商品「BATTLAX SPORT TOURING T33」や、好評の「BATTLAX HYPERSPORT S23」をはじめとするモーターサイクル用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX」の「断トツ性能」をご紹介しました。
『バイクのわくわく』を提供したブースのレポート「トークステージ編」をお送りいたします。
1. ブリヂストン鈴鹿8耐トークショー
2024年鈴鹿8耐で活躍したライダーが集まったステージ。Team HRC:高橋巧選手、名越哲平選手、YOSHIMURA SERT Motul:渥美心選手、DUCATI Team KAGAYAMA:水野涼選手。メーカーの違うライダーが登壇できるのはブリヂストンならでは。
高橋選手はホンダワークスチームのエースとしてTeam HRCを3度目の優勝に導きました。一発の速さよりアベレージタイム。8時間を通して安定した速さで走ることが高橋選手が目指したチームの姿。タイヤにもブレーキにも優しいスムーズな走りはMotoGPライダー:ヨハン・ザルコ選手も一目置くほどでした。
初めてのホンダワークス参加で緊張したと言う名越哲平選手。事前テストの走り込みでメキメキとタイムを伸ばし、それがチーム優勝に貢献するキーとなりました。過酷な暑さは熱中症を引き起こし出迎えた高橋選手と会話ができなかったほどだったそうです。
2024年のEWC世界チャンピオンに輝いたYOSHIMURA SERT Motulの渥美選手。鈴鹿には特別な思いを抱いて走っていました。最終スティントの暗闇迫る中で2分7秒台の鬼気迫る走りはサーキット中を熱くしました。
鈴鹿8耐にワールドスーパーバイク世界チャンピオンのファクトリーマシンで参戦したDUCATI Team KAGAYAMAの水野涼選手は注目の的でした。初参戦で4位入賞。本人は悔しがっていましたが鈴鹿8耐後の全日本ロードレース後半戦で3勝を挙げる大活躍を見せました。
司会はサーキットの実況中継ではお馴染みのレースアナウンサーの竹内さくらさん。レースを勉強していて凄く詳しいです。普段からライダーと接しているので信頼も厚く終始和やかな雰囲気でステージは進行しました。竹内さん、筑波サーキットを走らせたら物凄く速いのです!
2. YAMAHA FACTORY RACING TEAM:中須賀克行選手トークショー
全日本ロードレース最高峰JSB1000クラスで前人未到の12度のチャンピオンに輝いた中須賀克行選手。東京モーターサイクルショーの1週間前に驚きの発表がありました。「YAMAHA FACTORY RACING TEAMの鈴鹿8耐復活参戦」です!2015年から4連覇を達成したヤマハワークス。2019年の悔しい2位から6年ぶりの復活。「2019年の忘れ物を取りに行く」と言う中須賀選手の走りに期待が集まります。
今年の鈴鹿8耐はホンダワークス、ヤマハワークス、そしてスズキワークス(CNチャレンジ)とメーカー直径のワークスチームのバトルも注目されます。
中須賀選手がレースを続けるそのモチベーションは「勝ちたいから」。シンプルですがこれが一番難しいのです。想像を絶する努力を続けているからこそ勝ち続けていられるのです。中須賀選手が開発を担ってきたYZF-R1もウィングレッドを装着して大きく変化。今シーズンも目が離せません。
ブリヂストンステージのスポークスパーソンと言えば宮城光さん。自らの体験を元に発するコメントにみなさん共感します。
司会進行は松下まゆみさん。 明るく素敵な笑顔でゲストの方々をお迎えします。
3. BS11TV番組「MOTORISE」コラボステージ
BS11(ビーエス イレブン)で放映中の人気テレビ番組『MOTORISE』とBATTLAXのコラボステージを実施しました。世界グランプリ最高峰クラスで活躍した中野真矢さん、女優として映画やドラマで活躍する小野木里奈さんをお招きしました。
中野真矢さんがバイクの大型免許を取得したのは意外に遅くて「現役レーサー時代は早く走ることが全てだったけど、のんびり走ることの楽しさを免許取得で気づいた」とのこと。それからバイクツーリングの楽しさにはまっているようです。
小野木さんは大型バイク免許を取得するほどのバイク好きですがタイヤに関しては初心者。今回のステージでタイヤの大切さを知り、まずはタイヤの空気圧チェックから始めるとのことでした。
ブリヂストンの佐藤も地方戦のST600クラスチャンピオンを獲ったこともある根っからのバイク好き。そして安全装備に関しては人一倍気をつけています。タイヤは命を乗せて走っている、そのメッセージを今日も全国のお客様に伝えています。
4. 人気ユーチューバー:ANDYさん、わっすさんトークショー
サーキット走行の動画で人気のモトブロガー:ANDYさんをお招きしたステージ。本田技研工業で二輪車開発の後にHRCでRC212Vなどワークスマシン開発に携わっていたANDYさん。圧倒的な経験と知識に基づき、バイクのメカニズム・整備・セッティングについての解説から一般的なツーリング・試乗まで、幅広い分野で情報発信をしています。
ご自身でBATTLAX HYPERSPORT S23を購入、鈴鹿サーキットとストリートを走ってとても高い評価をいただきました。「サーキットでもストリートでもタイヤは最後の砦。唯一地面に接しているタイヤの大切さを知って安全に楽しいバイクライフを送ってほしい」と語っていました。
もうひとり、女性モトブロガーとして大人気の"わっす"さん。一度きりしかない人生、「いろんな景色を観てみたい」と看護師を辞めてバイクで日本一周の旅に出ました。女性一人で日本一周を行う力強さと底抜けに明るいキャラクターが多くの視聴者を惹きつけています。
旅の途中でタイヤがパンク、20分かけてバイクをガソリンスタンドまで押してパンク修理したり、北海道ではタイヤが早く減ったりといろいろなトラブルも笑顔でかわします。そしてつい最近BATTLAX SPORT TOURING T33に交換。「こんなに軽くスムーズに曲がれるなんてすごい!」ととても満足そうでした。
5. 3日間、ありがとうございました。
3日間のモーターサイクルショーは大盛況のうちに無事終了しました。たくさんのお客様にお越しいただきまして誠にありがとうございました。来年もお目にかかれることを楽しみにしております。
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