レポート
東京モーターサイクルショーに出展。
『BATTLAX HYPERSPORT S23』の世界を体験<トークステージ編>
2024年3月22日から24日 まで第51回東京モーターサイクルショーにブリヂストンブースを出展しました。
今年のコンセプトは「走る・ワクワクする・楽しむ。S23から始まる新しい世界」。
2月に発売された新商品BATTLAX HYPERSPORT S23の世界観を存分に体感してもらうブースを展開しました。『走るわくわく』を提供したブースのレポート「トークステージ編」をお送りいたします。
1. 全日本ロードレースチャンピオン:中須賀克行選手トークショー
全日本ロードレース最高峰JSB1000クラスで前人未到の12度のチャンピオンに輝いた中須賀克行選手。
そのモチベーションは「勝ちたいから」。
シンプルですがこれが一番難しいのです。想像を絶する努力を続けているからこそ勝ち続けていられるのです。今シーズン開幕戦でも一枚上手の戦略で優勝。今シーズンも目が離せません。
ブリヂストンステージのスポークスパーソンと言えば宮城光さん。自らの体験を元に発するコメントにみなさん共感します。
佐藤恵さんの司会も定番。明るく素敵な笑顔でゲストの方々をお迎えします。
2. 次世代を担うヤングライダー:水野涼選手、岡本裕生選手トークショー
これからの全日本ロードレースを背負っていく水野涼選手と岡本裕生選手のステージ。この2人は絶対王者:中須賀選手を追い詰めた唯一のライダーです。
岡本選手は昨年のSUGO大会で中須賀選手の連勝記録を27で止めました。「連勝記録を止めるのは自分だ」と決めていたそうです。中須賀選手もその走り方を学ぶことがあると言いうほど成長著しいライダーです。
水野涼選手は昨年の最終戦鈴鹿で2連勝。中須賀選手にも真っ向勝負を挑み追い詰めました。今シーズンはドゥカティに移籍。世界チャンピオンのファクトリーマシンを引っ提げて「黒船来襲」と話題です。
2年間の海外参戦で強くなった水野選手、爽やかな笑顔から想像できないほどの負けん気の強さと勝利への貪欲さを持っています。
そして司会は渡辺一樹選手。この二人よりも先に中須賀選手を追い詰めたライダーです。
その時のライダー心理を理解できるから的確なコメント・質問でステージは盛り上がりました。
開幕戦の怪我で両手骨折の状態で登壇しました。ありがとうございました。
3. モータースポーツ・女性ライダートークショー
オンロード、オフロード問わず活躍している女性ライダーに登壇いただきました。
ロードレースから見てモトクロスの不思議なところ、モトクロスから見てロードレースの不思議なところ、など普段聞けない話を披露してくださいました。
川井麻央選手は全日本モトクロス2023年レディースクラスのチャンピオン。レースで着用するユニフォームのファッションセンスには自信があると言います。
本田七海選手は2023年レディースクラスランキング2位。"表彰台以外でコメントするのは初めて"と強者コメント。緊張していたようですが最後は楽しんでいたようです。
岡崎静夏選手は全日本ロードレースで男女混合カテゴリJ-GP3クラスに参戦。体力的なハンデをものともせず果敢に戦っています。髪の毛をなびかせて疾走するためピットに戻ってくるとブラシが通らないほどバリバリになるエピソードも披露。
司会進行はバイク声優として活躍する難波祐香さん。バイクが大好きでレースの現場にも足しげく通っているのでレースにも詳しく、楽しいステージにしてくださいました。
4. 人気ユーチューバー:SS-Circuitさん、モトベはつこさんトークショー
ブリヂストンブースとして初めての試み、人気ユーチューバーを招いたステージを実施しました。
サーキット走行の動画で大人気:SS-Circuitさん。目を点にしてコンマ何秒を競うサーキット走行とは違い、等身大の目線で、自分のスキルに合わせてサーキット走行を続けるSS-Circuitさんに共感する視聴者が多いです。
昨年10月 のメディア向けBATTLAX HYPERSPORT S23試乗会にも参加、その時のエピソードもお話しいただきました。普段はBATTLAX RACING STREET RS11でもてぎを走っていますがBATTLAX HYPERSPORT S23で走ってみたい!と語っていました。
もうひとり、女性モトブロガーとして大人気の"モトベはつこ"さん。
バイクに乗り始めてまだ2年の初心者ライダーです。ご自身のバイクに対する思いを飾ることなく素のままで発信、ふんわりとした雰囲気の動画に魅了される視聴者が多数です。まだ2年目なのに10万人の登録者を誇ります。
バイクのことで頭がいっぱいでタイヤを始めとする保安部品にまで意識が回らないと言うモトベさんにブリヂストンの佐藤が"ちょっとでもタイヤを気にするだけで安心・安全にバイクライフが送れる"とアドバイス。
モトベさんが営む食堂の常連さんが和歌山からいらっしゃるなどファンの方々が次々と集まり、モトベさんのステージは今年最高のお客様が集まりました。
5. 3日間、ありがとうございました。
3日間のモーターサイクルショーは大盛況のうちに無事終了しました。
たくさんのお客様にお越しいただきまして誠にありがとうございました。
来年もお目にかかれることを楽しみにしております。
東京モーターサイクルショーレポート<ブース編>はこちら