PROFILE
趣味でバイクに乗っていたので、なんとなく車にも興味があったという伊藤社員。当社の説明会に参加した時に女性でもタイヤの交換やメンテナンス作業ができることを知って、自分もやってみたいと思ったことが入社を決めた理由だ。タイヤ館のユニフォームがポップで可愛く、カフェの店員のように見えるのが、ちょっとうれしいらしい。
EPISODE 01
タイヤのご提案には
技術の裏付けが必要
今はタイヤやホイールをメインに、バッテリーなどのカー用品の販売と請求書や各種伝票の処理を担当しています。ピット内で行うメンテナンス作業はまだ練習中なので、お客様に販売したタイヤを自分で交換できるようになるのは、もう少し先になりそうです。
私はタイヤに関してほとんど何も知らない状態で入社しましたが、基礎知識は入社時の講習やWEB研修で学べるので問題ありませんでした。ただお客様に自信をもってタイヤを提案するためには、単なる知識だけではなくスキルとして技術を自分のものにする必要があります。最近は店長にお願いして、急いで作業する必要のない予約のタイヤで、アドバイスを受けながら時間をかけて交換させてもらっています。自分からやらせてくださいと希望すれば、挑戦できる風土や環境があることは当社の良いところです。オイルやエアコンフィルターの交換など、2年後には一通りの技術をマスターしたいと思っています。
EPISODE 02
常にお客様に合わせた対応を心がける
日々の仕事のなかで喜びを感じるのは、お客様から「わかりやすい説明で助かった」「薦めてくれたタイヤを買ってよかった」など、感謝の言葉を耳にした時です。接客する際には難しい専門用語はできるだけ避けて、わかりやすい言葉でご説明するように心がけています。車に詳しくない女性のお客様でしたら、男性スタッフよりも私の方が話しやすいと思います。お子さまを連れたご家族が来店されたら、キッズコーナーへご案内しますし、高齢の方には大きな声でゆっくりと話し、私自身が動くことでお客様が場所を移動しなくて済むように配慮します。研修やマニュアルで学ぶわけではありませんが、足の悪い祖父や親せきの子どもたちと過ごした経験が役に立ちました。
接客を重ねるなかで成長を実感していますが、100%満足できていません。憧れの店長に追いつくために、膨大な知識と鋭い分析力を身に付けたいと考えています。まだ女性の店長は数えるほどなので、そこを目指して後輩の女性たちのロールモデルになるのが夢です。
EPISODE 03
お客様とのエピソード
入社して2年目の夏、パンクで初めて来店された女性のお客様とお話が盛り上がって、タイヤ交換を待つ間に楽しく過ごしていただいたことがありました。後日、娘さんと一緒に来店されて「あの後でディーラーに行ったら、すごく良いタイヤだと言われてうれしかった。選んでくれてありがとう」と御礼を言われました。すごく良かったからこのタイヤを娘の車にも着けて、と4本交換してくださいました。試行錯誤しながらお客様とお話しするなかで、少しだけ自信を持つことができました。
1日の仕事の流れ
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10:15
出社、開店準備
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10:30
開店
受付、商談、ピット作業、事務、店内の掃除など -
12:30
休憩(お昼ご飯)
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13:30
受付、商談、ピット作業、事務など
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19:00
閉店、締め作業
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19:15
退社
就活生へのメッセージ
かつて自動車業界は女性にとってはハードルの高い就職先でした。しかし、そうした状況は変わりつつあります。知識や技術がないことはハンディキャップになりません。接客にもメンテナンス作業にも、自分の強みや経験を生かすことができます。男女の区別なく、自分のやりたいことに挑戦させてくれる風土が、大きなやりがいを感じさせてくれます。