4年間使い切るためのスタッドレスタイヤ保管方法
ブリヂストンのブリザックは発泡ゴムを採用しており、氷上性能の「効き」を3シーズン目、4シーズン目まで体感できる「持ち」が自慢のスタッドレスタイヤです。今回はその「持ち」をちゃんと維持するために心がけてほしいスタッドレスタイヤ保管方法についてお話をしていきましょう。
ポイントは3つあります。
1.保管場所
まずひとつ目にタイヤは直射日光や、雨、水、油類、ストーブ等の熱源、及び電気火花の出る装置の近くを避けて保管するということを覚えておいてください。これは夏場のスタッドレスタイヤ保管だけでなく、冬場のサマータイヤ保管についても同様です。ゴムは紫外線やオゾンや油類によって劣化してしまうため、これらを避けて保管することがタイヤを長持ちさせるためには重要なのです。
2.保管の際の空気圧
二つ目に覚えておきたいのが保管時はタイヤの空気圧を半分に落としておくということです。適正空気圧のタイヤはいわば緊張をしている状態になっています。ですからこの緊張を和らげてあげることでタイヤのストレスが減り、結果として長持ちに繋がります。空気圧の調整は、バルブの中心にあるピンをドライバー等で軽く押してあげるだけ。どなたでも簡単に作業することができます。
3.保管の際の置き方
そして三つ目のポイントがタイヤは平置きで保管をするということです。なぜなら縦置き保管をするとホイールの重さによってタイヤの接地部分が変形してしまう場合があるためです。ですからホイール付きのタイヤは平置きで保管をするというのが理想です。
以上の3つのポイントを意識して保管をしておけば、翌年もブリザックの氷上性能を体感していただけるはず。今シーズン初めてブリザックを買ったかたも、ブリザックとともに2シーズン目、3シーズン目を迎えられたかたも、今年の夏は保管方法を少しだけ意識して、「ちゃんと買い」で手に入れた性能を長く発揮させられるよう「ちゃんと保管」に挑戦してみてください。