事務系
工場勤務の魅力を
もっと多くの女性に伝えたい。
A.Y.
彦根工場
総務部労務・CSR推進課
法学部卒業
2019年入社
Career Step
1年目~現在:彦根工場 労務・CSR推進課
採用、人事考課といった人事業務や、労働時間や労務コストの管理などの労務業務に加え、障がい者雇用促進、女性技能職の活躍機会創出にも取り組む。
Question 01
現在の仕事内容を教えてください。
私が所属する労務・CSR推進課は、彦根工場で働く方の人事考課や人財採用などの人事業務や、労働時間の管理、賃金や社会保険に関連する労務業務を行っています。いかに工場で働く方が快適に、そしてやる気を持って業務に臨める環境を創出するかを常に考え、実行することが役割です。
現在私が力を入れて取り組んでいるのが、女性技能職の活躍機会創出です。彦根工場では女性技能職の採用を積極的に進めており、2022年4月に4名の女性高校生を迎えます。しかし、まだまだ採用人数が少ないため、環境が十分に整っていません。監督職に育てるにはどのようなジョブローテーションが必要なのか。交替制の労働環境はこのままでいいのか。シャワールームをどうするのか。解決すべきことは山積です。そこで労務関係者、製造現場の方々、すでに入社して働いている女性技能職から成るチームを結成し、さまざまなアイデア出しとその検討、実践に向けた準備活動を展開しています。また、採用数増加のために、高校にどうアプローチするかなども話し合っています。女性技能職が安心して働き、将来にわたってキャリアを重ねてもらうためには何をすべきか、アイデアを絞り出す日々です。
現在の仕事内容を
教えてください。
Question 02
工場勤務の魅力、面白さを教えてください。
メーカーの最前線である、モノづくりの現場のリアルな状況や声に触れられることがいちばんの魅力です。メーカーは生産・製造の現場がすべての根幹ですが、製品がどういった環境でどういった人たちよって、どのように作られているのかをリアルに体験できるのは工場しかありません。入社当時は女性社員が少ないこともあって、現場ではいい意味でも悪い意味でも遠慮される雰囲気がありましたが、こまめにコミュニケーションを取る、頼まれごとはきっちり早くこなすといった当たり前のことを重ねるうちに、信頼関係が構築されたように思います。製造現場で働く人に「最近はどう?」と聞くと、現場の自慢話をしてくださる方もいて、そんな時に工場で働く人の矜持に触れたようで嬉しくなります。
また、テキスト情報や数値情報の持つ意味合いを実際に現場に行って確認できることや、さまざまな職種が同じ方向を向いて、協力しながら工場のために頑張る経験は工場勤務の醍醐味です。人事労務の知識だけでは見えてこなかった世界に触れられることは、私自身の経験値アップに大きく繋がっていると感じますし、常に面白さを感じています。
工場勤務の魅力、
面白さを教えてください。
Question 03
仕事をする上で、こころがけていることを教えてください。
スピードでしょうか。労務・CSR推進課は工場の人事労務業務を行っていますが、製造現場のスピード感はとても早く、以前、ある頼まれごとをした際に乗り遅れてしまい、「ほかに頼んだからもういいよ」と言われた経験があります。すぐに対応できるかは別としても、早くレスポンスすることが大切だと学びました。また、製造現場のことは分からないことも多く、現場の方に質問をする機会が多いのですが、やる気がある人には快く時間を割いていただけるので、いつも全力で臨む姿勢を忘れずに業務に励んでいます。
また今後は、ブリヂストン流のHRX(ヒューマンリソース・トランスフォーメーション)、「B-HRX」を工場にも取り入れていきたいと考えています。「B-HRX」によって多様な人財と次世代グローバル経営人財の成長・活躍を促進していけば、自身の能力UPに積極性を持ち、製造現場の生産力向上や環境改善を行う現場力の更なる向上に繋げられるはずです。彦根工場はブリヂストンのフラッグシップ工場ですから、変化を恐れず改革していきたいです。それから今後は、若手女性総合職のロールモデルになりたいとも考えています。若手女性総合職の方に工場勤務の魅力を感じてもらうためには、私が実績を残し、若手であっても裁量の大きな業務に関わり、存在意義を発揮していけるのだと証明することが大事だと考えています。
仕事をする上で、
こころがけていることを教えてください。
Special Question
あなたにとって、
ブリヂストンの「旅」とはなんですか。
ブリヂストンは、業界リーディングカンパニーでありながら常に挑戦し続け、一人ひとりがワクワクしながら挑戦・成長できるフィールドを創ってくれる会社です。若手であっても裁量の大きな業務に挑戦させてもらえ、能動的に業務提案しやすく、フルスロットルで業務に臨めるこの環境は、自らの成長を促すのに最適です。今はまだ成長途中ですが、この環境を最大限活用して能力UPを図り、アウトカムを最大化することで、ブリヂストンが目指す姿の実現に貢献していくことが、私にとっての「旅」だと考えています。