技術系
進化するモビリティ社会を支える、
ソリューション開発に挑戦。
T.H.
Bridgestone T&DPaaS 技術開発第3部
物理学専攻(博士後期課程)修了
2015年入社
Career Step
1年目:車両研究ユニット
シミュレーションと実車計測により「車にとってよいタイヤ」の研究を担当。
4年目:Bridgestone Americas(米国勤務)
リアルタイヤの動きを物理的に解析するタイヤモデルの研究を担当。
6年目:先進解析技術研究課
タイヤに限らない様々な製品(自転車など)の計測技術の開発。
7年目:Bridgestone T&DPaaS
車両シミュレーション技術のソリューションへの活用を推進中。
Question 01
ブリヂストンを志望した理由と、現在の仕事内容を教えてください。
私は、何か社会の役に立つ面白いモノづくりをしたいと考えていました。当初、ブリヂストンはタイヤの会社というだけのイメージでしたが、企業研究を進めるうちに、私が目指していた社会のためになること、面白いと思うことにどんどんチャレンジしている会社だとわかり、志望しました。
現在はBridgestone T&DPaaS技術企画・システム開発部門で「面白いと思うこと」にチャレンジしています。この部署は「ブリヂストン独自のシミュレーション技術を活用して、市場の困りごとを解決すること」をミッションとしており、私は普通乗用車に焦点を当てた困りごと解決に取り組んでいます。例えば、将来の自動運転でタイヤに異常が起きた場合、安全に退避するにはどう自動運転を制御するかというのもそのひとつ。具体的には問題のあるタイヤを走らせて、あらゆる異常のサインを分析し、それを車両側で検知し、安全に退避する制御ができるようにするための技術開発を進めています。今まで研究対象とされてこなかった「タイヤに異常があった場合に、タイヤはどういう力をだせるのか」という新しいテーマに取り組むことに面白さとやりがいを感じています。出てくる結果がどれも「今まで知らなかった」というものなので、何か試験をするたびに「今回はどういう結果がでるだろう」とワクワクしながら試験をしています。
ブリヂストンを志望した理由と、
現在の仕事内容を教えてください。
Question 02
これまでに苦労したり、壁にぶつかったりした経験はありますか?
Bridgestone T&DPaaS技術企画・システム開発部門は、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献するソリューションの提供をミッションとする部署です。ソリューション開発はまだ始まったばかりであり、モノづくりのような豊富な成功体験もありません。異動したばかりの頃は、自分が取り組む新しいソリューションが本当に価値のあるものか、社会に受け入れてもらえるのか確信が持てず悩んだことがありました。そこで自分なりに悩んで考えていることを部署内で話したところ、多くの人から「私はこう考える」というアドバイスをいただき、霧が晴れた気持ちになれました。まだ明確な答えは出ていませんが、それ以降、一人で悩みを抱えるのではなく組織全体で課題解決に向かおうという意識が生まれました。
職場はフラットな関係性がありコミュニケーションが活発です。年代や立場に関係なく技術やアイデアについては誰が意見してもよいという風土があり、どんな意見でも聞いてもらえます。組織間の溝がなく、お互いに協力しあえるところがブリヂストンらしさであり強みだと、改めて再確認しました。
これまでに苦労したり、
壁にぶつかったりした経験はありますか?
Question 03
今後の目標、ビジョンを教えてください。
来るべき自動運転などの新しいモビリティ社会に何かの形で貢献したいと考えています。今はソリューションを創る立場にいますが、そのソリューションが市場で使われた結果として、多くの走行情報から「タイヤのあるべき姿」が見えてくるはずです。それをうまくタイヤ開発へフィードバックしてつなぐことも、私に求められる役割だと思っています。
また成果を最大化するために、オンオフのメリハリをしっかりつけることも、現在の目標のひとつです。とくに子どもが生まれてからは、世界の中心が自分ではなく、わが子に移ったように感じており、つねに子どもを最優先に動くようになりました。逆にいえば、子育てを最優先しながら働ける、とても恵まれた環境にあるということです。今は就業時間外を基本的に育児、または家事に費やし、休日は子どもと野球やサッカーを楽しんでいますが、もう少し大きくなったら親子でボルダリングに挑戦したいと思っています。そんなオフの過ごし方が明日への活力になっています。
今後の目標、
ビジョンを教えてください。
Special Question
あなたにとって、
ブリヂストンの「旅」とはなんですか。
社会の暮らしを少しでも豊かにするために、常に新しい領域を開拓することです。今はソリューションという新しい世界を開拓していますが、旅に終わりはありません。やがては次の課題や目的地を見つけ、またそこから新しい旅が始まるのだろうと考えています。