入門
ブリヂストンとは
タイヤメーカーとして知られるブリヂストン。
しかし、その姿は刻々と変化している。
ものづくり企業からソリューションカンパニーへ
その変革と本質に迫る。
ABOUT BRIDGESTONE
History
CHAPTER
01
ブリヂストン創業
1930
福岡県にある「日本足袋タイヤ部」から
一本の国産タイヤが誕生する。
これが、後の「ブリヂストン」の礎となる
第一号国産タイヤである。
当時は世界恐慌による不況の真っ只中。
日本も例外ではなく、
新事業を興すことなど到底考えられない状況だった。
当時タイヤをほぼ輸入に頼っていた
日本にはノウハウもなく
輸入機械に添付されていた10枚余りの仕様書を
唯一の頼りに進められた開発は困難を極めた。
そのような状況下でなぜ、創業者 石橋正二郎は
国産タイヤの開発を決断したのか。
そこには、石橋のある想いがあった。
最高の品質で社会に貢献
事業を通して社会に貢献する。
そのための挑戦や努力は惜しまない。
現在のサステナビリティにも通じる考え方は、
今でもブリヂストンの事業の礎となっている。
ABOUT BRIDGESTONE
Mobility
CHAPTER
02
事業の拡大
そして世界のブリヂストンへ
設立以来、常に日本のモビリティ業界を牽引し 一人ひとりの生活と 社会の発展に貢献してきたブリヂストン。
タイヤ事業のリーディングカンパニーとして
乗用車
トラック
飛行機
バイク
そこから生み出された、さまざまな業界初・国内初
トラック・バス用
スチールラジアルタイヤ
乗用車用の
ラジアルタイヤ
高い技術力を持ち、社会に根差す企業として
圧倒的な製品開発力により多角的に事業を展開
ゴルフ用品
水道管などの樹脂配管
ゴムクローラ
自転車
さらに
事業の枠を超えた社会貢献活動を実施
エコ絵画コンクール
エコピアの森
小中学校への出張授業
圧倒的な製品開発力、
技術力で多角的に事業を展開。
教育・文化の支援などの
社会貢献活動を積極的に行い
人々の生活や社会を豊かにするための
取り組みを数多く行った。
一方、困難の時代も
1988年「第2の創業」と位置付け、
米国第2位のタイヤメーカーであったファイアストン社を買収。
当時の日本史上最大の買収だった。
しかしファイアストン社の組織再編、
ファイアストン製タイヤのリコール(無償の回収・交換)問題などで
損失が続き、「史上最大の買収失敗」と言われたことも。
その困難を乗り越え
世界のブリヂストンへ
2008年タイヤ事業で世界シェア1位を獲得。
その圧倒的な力から「世界のブリヂストン」と称されるようになった。
生産および研究開発拠点
約
ヵ所
事業進出国
約
ヵ国
従業員数(連結)
名
ABOUT BRIDGESTONE
Solution
Company
CHAPTER
03
ソリューション
カンパニーへの変革
そして、今。
国や地域を越え、
世界中をヒトやモノが
行き来する時代。
モビリティビジネスは100年に一度の変革期。
CASEと呼ばれる4つの変革領域
Connected
ビッグデータなどを
活用した価値創造
Autonomous
自動運転化
Shared/Service
シェアリング
ビジネス等
Electric
電動化
社会課題解決に向けた動きも重要に。
環境問題
エネルギー問題
少子高齢化
働き手不足
COVID-19
の流行
創業時からサステナビリティの基本精神が
根付くブリヂストン。
社会の変化に応え、その想いはさらに進化。
第3の創業「Bridgestone 3.0」
ブリヂストンは、ものづくり企業から
ソリューションカンパニーへ。
では、その取り組みの一部を見ていこう。
例えば
Bigdata / IoT
ビッグデータ・
IoTを活用した取り組み
たとえば原材料
植林をしても気候などで
生産が不安定に
安定した原材料の生産で
製品の安定供給を実現
たとえば鉱山
タイヤにも人にも
過酷かつ危険な現場での作業
作業全体をオペレーションし
安全性・効率性を向上
たとえば 飛行機
タイヤの交換時期の見極めは
経験のある人の目が必要
メンテナンスのタイミングを
超高性能に予測
その領域は無限に広がり続ける
地震からいのちと財産を守る
高性能免震ゴム
ロボットの柔らかい動きを支える
ラバーアクチュエーター
月面探査ミッションを成功に導く
月面探査車用タイヤ
ブリヂストンのイノベーションと
ソリューションの創出に終わりはない。
ブリヂストンは、すでにただのものづくり企業ではない。
人に、社会に、今日よりもいい明日を。
ソリューションカンパニーとしての旅は、これからも続く。
さあ、あなたはブリヂストンと
どんな世界を旅しますか。
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