物語は木から始まる!タイヤの一生~前編~
工場で作られ、お店でお客様の手に渡り、たくさんの道路を走って…タイヤってそれでおしまい?
いえ!タイヤの命は農園から始まり、あんな場所やこんな場所で「第二の人生」を送っているのです。
今回は知られざる(?!)タイヤの一生をのぞいてみましょう。
前編では原材料からタイヤの形になるまでをご紹介します!
タイヤのいのちは農園から
タイヤの原材料の大半を占める天然ゴム。天然ゴムを生み出すパラゴムノキはタイやインドネシアなどの東南アジアで大切に育てられています。
栽培・育成には約5年かかり、木が十分に育ったら樹液を採取。タッピングと呼ばれる採取方法にはコツがあり、代々受け継がれる技が光ります。
ブリヂストングループは、累計約560万株の苗木の配布や、効果的な皮の削り方のノウハウを伝えるワークショップの開催など、さまざまな形でその栽培と収集をサポートしています。
集めた樹液は工場でゴムのかたまりに
収穫された樹液は工場で天然ゴムのブロックに加工されます。
「あの粉」で光り輝くブラックに
天然ゴムのブロックは工場に運ばれ、カーボンブラック、あんな薬品やこんな材料を投入…そうしてようやく見慣れた黒~いタイヤに近づくのです。
カーボンブラックとは、炭素からできた黒色の添加剤で、ゴムの補強などに使用されるもの。
私たちは「100%サステナブルマテリアル化」という大きな目標に向かって一歩一歩進んでおり、アメリカでは廃タイヤをリサイクルした「再生カーボンブラック」を使ったタイヤをすでに発売しています!
そしてタイヤが誕生…!
こうした長い道のりを経て、この世に「爆誕」したタイヤ。
後編では、クルマの部品として使用されたタイヤがどんな「第二の人生」を送るのか、ご紹介します。お楽しみに。
+α のまじめなおはなし
私たちブリヂストングループは、グローバルサステナブル調達ポリシーを導入し、全てのお取引先様に配布しています。
このポリシーでは、当社グループとお取引いただく際に必ず実施いただきたい事項と、持続可能なサプライチェーンの早期実現のために実施をお願いしたい事項を定めています。
ブリヂストングループは、このポリシーに基づき、お取引様と協力して持続可能なサプライチェーンの実現に貢献していきます。
詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www.bridgestone.co.jp/csr/procurement/index.html