「疲れにくい」タイヤ!「Playz」ブランドの変遷をご紹介します。
皆さんはブリヂストンの「Playz(プレイズ)」というタイヤブランドをご存知でしょうか?今年2月に発売された「Playz」ブランドの新商品「Playz PXⅡ」シリーズは、その”疲れにくい”性能と”雨に長く強い”性能を高く評価頂き、多くのお客様にご愛用頂いております。
そんな「Playz」ブランドの起源は、「REGNO」や「POTENZA」に次ぐブリヂストン3番目のプレミアムタイヤブランドとして立ち上げられた2005年までさかのぼります。今回は2005年のブランド立ち上げ時から現在に至るまでの「Playz」ブランドの変遷についてご紹介します!
■ 第1世代 「Playz PZ-1」
2005年、車やタイヤにあまり関心が無いと言われる団塊ジュニア層や若年層に向けて、タイヤサイド部の内側と外側の形状が異なる「非対称形状」という新技術と、"らく(楽)"というコンセプトを採用した新たなブランド「Playz」を立ち上げました。
「Playz」ブランドの立ち上げと共に発売を開始した最初のモデル「Playz PZ-1」は、多くのお客様から称賛のメールや手紙が届くなど、大きな反響がありました。業界でも商品コンセプトが高く評価され、同モデルは2005年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
尚、15年前の「Playz」ブランドの立ち上げ時に確立した「非対称形状」技術は、今では「REGNO」など他のプレミアムブランドにも採用されています。
■ 第2世代 「Playz PZ-X」
2009年、第1世代の「Playz PZ-1」から、“らく”を更に進化させた上に、車種カテゴリー毎にお客様が求める多様性に対応するために、セダン・スポーティーカー向けに「Playz PZ-X」、軽自動車・コンパクトカー向けに「Playz PZ-XC」を発売しました。現在「Playz」ブランドのラインアップを構成している「車種別専用設計」を初めて採用した商品です。
Playz PZ-X | Playz PZ-XC |
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軽自動車やコンパクトカーのタイヤは、外径が小さいことから同じ距離を進むにあたりタイヤが接地する回数が多いため摩耗しやすく、更にハンドルの据え切りによるショルダー部の偏摩耗が発生しやすいという課題があります。この課題を解決しつつ、車両に合わせた街乗りでのソフトな乗り心地を実現する為に専用設計を行い「Playz PZ-XC」が誕生しました。
■ 番外編?ミニバン専用タイヤも!
ミニバンは車重が重くタイヤへの負担が大きい為、他カテゴリーの車種と比較して摩耗しやすくなります。また、コーナーグリップ時やブレーキング時にも部分的に強く力がかかる為、偏摩耗も起こりやすい。そのため、ブリヂストンでは2004年に摩耗ライフや耐偏摩耗性に配慮した「B’STYLE RV」を発売して以来、ミニバン専用タイヤを販売し続けてきました。
「Playz」ブランドでは2008年に発売された「PlayzRV PRV-1」が最初のミニバン専用タイヤです。この商品は、「B’STYLE RV」のミニバン基本性能と「Playz PZ-1」の“らく”性能を融合した画期的な商品で、ミニバン特有のふらつきを抑えて、ご家族で旅行などの遠出をされる際にもお客様が“らく”に安心して運転できるように開発されました。
そして、2012年には「PlayzRV PRV-1」の性能を維持したまま低燃費性能を向上させた「PlayzRV ecopia PRV-1」を発売。環境にも配慮した“らくドラ”ミニバン専用タイヤとしてご好評を頂きました。
■ 第3世代 「Playz PX」シリーズ
第3世代の「Playz PX」シリーズは、第2世代までの”らく”をより深化させて”疲れにくい”という新たな安全価値をご提案すべく、2016年に発売しました。クルマは走行中に路面からさまざまな影響を受けて左右に動くので、ドライバーはまっすぐ走るために無意識にハンドルを微修正しています。そのハンドル操作の積み重ねがストレスとなり、“疲れ”の一因となっています。
「Playz PX」シリーズは「左右非対称形状」に加えて、ブリヂストン独自技術「ULTIMAT EYE」を活用し、操舵時に特に負担のかかるショルダー部を高剛性化し、接地圧の均一化によって高い操縦安定性を実現することで、運転中に無意識に溜まる疲れの軽減に挑戦しました。
Playz PX | Playz PX-RV | Playz PX-C |
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また、”疲れにくい”という新たな安全性能を訴求する為にイメージカラーを「ヒーリングパープル」としました。
「Playz PX」シリーズは、従来の車種別専用設計を踏襲し、セダン・クーペ専用として「Playz PX」、ミニバン専用として「Playz PX-RV」、軽自動車・コンパクト専用として「Playz PX-C」をラインアップしていました。
■ 第4世代「Playz PXⅡ」シリーズ
そして!「Playz」ブランド第4世代として今年発売された新商品が「Playz PXⅡ」シリーズです。
Playz PXⅡ | Playz PX-RVⅡ |
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「Playz PXⅡ」シリーズは、”疲れにくい”という「Playz」ブランドのコア性能は維持しつつ、第3世代の「Playz PX」シリーズでも高い評価を得ていたウェット性能をさらに進化しました。雨の日でもしっかり曲がって、しっかり止まり、さらにその性能が「長持ち」することが特徴で、お客様の安全・安心なカーライフを長く支えることができる商品となっています。開発時にブリヂストンが着目したのが摩耗時のウェット性能で、お客様がタイヤを長く使用することを考えて摩耗時も高いウェット性能を発揮できるように開発しました。
一般的にタイヤは摩耗が進むにつれてトレッド表面の溝による排水性が弱まり、ウェット性能が低下します。これによって、摩耗したタイヤは、新品時と比較して、同じタイミングでブレーキを踏んだ場合、一般的に濡れた路面での停止距離が伸びます。当シリーズではタイヤの溝に頼らず、接地形状の最適化とトレッドゴムの改良によって、摩耗時のウェット性能低下の抑制に成功しました。
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また、“ウェット性能の強化”“雨に強い”をお客様に訴求する為に、イメージカラーを「水色」に変更しました。お客様のより安全・安心なカーライフに適した商品であることを視覚からもご認識頂けるようにしています。
「Playz」は「REGNO」「POTENZA」に次ぐ第3番目のブランドとして2005年に立ち上げ約15年が経過しました。
ブリヂストンは、「断トツの商品」を引き続きお客様に提供するとともに、「断トツのサービス」と「断トツのサービスネットワーク」でお客様の安全・安心なカーライフを支えていきます。
<Playzブランドの変遷まとめ(イメージ)>