I N T E R V I E W

世界中のソーラーチームと出会った感動の経験

University of Minnesota Solar Vehicle Project

University of Minnesota Solar Vehicle Project

Solar car name
Gaia
Dimension
5m x 1.92m x 1.19m
Weight
600kg
Appealing point
アメリカン・ソーラー・チャレンジの優勝者であり、ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジの準優勝者、さらに第1回エバール・セルウッド・アロー・カップ・チャンピオンでもあるミネソタ大学ソーラー・ビークル・プロジェクトが設計・製造したGaiaは、効率性、実用性、信頼性の高さを体現しています。バッテリーやモーターを含むほぼすべての部品が学部生によって設計・製造されています。
Team Member

チームは何年に設立されましたか?また、BWSCに初めて参加したのはいつですか?

1990年に設立し、1999年にBWSCに初参加しました。

BWSC 2023を振り返って、レースの感想を教えてください。

この10月のレースは大成功でした。クルーザークラスでチーム史上最高の2位を獲得し、さらにエバール・セルウッド・アロー・カップも受賞するという名誉を得ました。レース後、チームメンバーは次のクルマに取りかかる意欲が大いに高まった状態で帰国することができました。

ソーラーカーにとって、タイヤはどれくらいの重要度を占めていますか?
また、ブリヂストンのENLITEN®タイヤについてどう思いますか?2025年大会に向けて求める性能などがあれば教えてください。

タイヤは極めて重要です。クルーザークラスの採点方式は、各ステージで目標とする平均速度にできるだけ近い速度で走ることが求められます。信頼性が高く頻繁に交換する必要のないタイヤのおかげで、マシンの信頼性も高まり、より正確な戦略を立てることができます。さらに、転がり抵抗が少ないことは非常に重要で、効率が上がり、3000kmのレースを完走するのに役立ちます。ENLITEN®技術搭載のタイヤは間違いなく、これまで見た中で最高のものでした。旧世代のエコピアよりも長持ちし、耐久性も高く、私たちが求めていたとおりの低転がり抵抗特性も維持しています。また、より多くのリサイクル素材で作られている点も非常に気に入っています。

BWSC 2025に向けた目標と意気込みを教えてください。また、どのようなマシン改良を加える予定ですか?

2025年のマシンは、軽量化と空力特性の向上に加え、ハンドリング特性も改善されます。次回、ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジでの初優勝を勝ち取り、凱旋することを目指します。

BWSC 2025への出場を目指す仲間たちへエールをお願いします!

この経験で最もやりがいがあったのは、世界中のソーラーカー・チームと出会えたことです。皆がとてもフレンドリーで、自分たちの仕事に驚くほど情熱を持っていました。エンジニアリング分野での皆のユニークな取り組みを見ることができ、楽しく刺激的でした。