まだまだいます!ブリヂストンを支える工場の匠たち
2021年にご紹介したブリヂストン自慢の下関工場の匠たち。おかげさまで大好評でした!
たくさんの方々に匠たちをご覧いただけて、とても嬉しかったです。
本日は、第2弾としてさらなる下関工場の6人の匠たちをご紹介します!
※「ブリヂストンの下関工場ってどんなところ?」と思われた方は、上記の記事を是非クリックしてください^^
仲間を守る防災のプロ!
匠の一人目は、仲間を守る防災のプロです。
タイヤの製造現場では、原材料である天然ゴムや合成ゴム・様々な薬品を使ってゴム練りをする工程があります。
これらの原材料は、発火リスクがあるので現場での火災を絶対に起こさないために細心の注意を払う必要があります。
精練工程※1の防災専任者である勢越(せごし)太輔社員。
火災を絶対に発生させないために、工程内の設備を動かすモーターなどの防災点検を入念に行っています。
※1 タイヤの原材料となる天然ゴムや合成ゴム、カーボンブラックなどを大型のミキサーで均一に練り合わせ、ロールに通してシート状の配合ゴムをつくる工程
点検時には異音・異臭がないかを見極めるために五感をフル活動させます。
ものすごい集中力と豊富な経験を活かして、少しの異常も見逃しません!
防災のプロとして、一緒に頑張る仲間を守りつづける匠です。
1ミリのズレも許さない。ジョイント操作マイスター!
続いて二人目の匠は、1ミリのズレも狂わすことなくタイヤの骨格部分を創るマイスター。
タイヤの部材の1つに、タイヤの骨格となる「プライ」があります。プライは、素線コード(金属線をよったワイヤー状のもの)の両面に様々な種類のゴムのシートをくっつけて作ります。こうしてつくられたものをトリートと言います。
トリート(金属線を均等に並べて、両面をゴムでコーティングしたもの)は、それぞれ厚みやコシが異なります。その特徴や癖を全て把握し、瞬時に最良な条件で位置合わせを行い、1mmのズレもなくジョイント操作を行う匠。その名は、林 典昭社員。
ご覧ください。この底知れぬマイスター感を。
タイヤの骨格に作り上げる、下関工場の骨格ともいえる若きスーパー匠です!
ゴムの声が聴こえる…ヒトだけじゃなくてゴムとも会話できる奇才!?
三人目は、珍しい才能を持った人物です。
タイヤの大切な原材料のひとつであるゴム。
ゴム練りはタイヤの品質に直結するとてもとても大切な工程です。
その大切な工程を担当するのは、濱本 竣社員。
30才という若さでありながら、ゴムの最適な練り具合を見極められる匠です。
ゴムの弾性は化学的に解明できていない部分もあり、ゴムの練り具合の見極めはとても難しいと言われています。一体どうやって見極めているのでしょうか?匠によると…
「ゴムの声が聴こえる」
だそうです…!!!
そう…そうですか…さ、さすがは匠ですね☆
(注:そっち系の話ではございません)
ゴムだけではなく、ヒトとのコミュニケーションも得意で、仲間の育成や現場改善の匠でもあります。
製造現場においてチームワークは絶対に欠かせません。
ヒトともゴムとも会話しながら、下関工場を支えている若き頼れる匠です。
なんでもできちゃうオールラウンダー
四人目は、一人で何役もこなせるオールラウンダー。
鉱山を走り回るダンプトラック用のタイヤを製造している下関工場。
そのタイヤは、大きいもので全長4メートル超。なんと2階建ての家くらいです!
そんなビッグなタイヤの成型工程※2を担当する匠の名は、宮武 宏樹社員。
※2 タイヤの様々な部材を、成型機を使って組立て、タイヤの原型(生タイヤ)を作る工程
宮武社員のすごいところは、成型だけではなく…
なんとタイヤの検査・分解・運搬などもできちゃいます!まさにオールラウンダー!!
色んなことができちゃう匠って、とても貴重です。
自分の職場にそういう人がいると、すごく嬉しいですよね?
「あぁ…いまアレができる人がいれば…」なんて場面で、ヒーローのように登場する(かもしれない)匠です。
工場全体を支える縁の下の力持ち!
そして、五人目は縁の下で支え、とても大切な役割を担っている匠。
工場の設備を動かすのに電気は欠かせません。設備に電気系統の故障が起きてしまったときには、できるだけ早く直すことが大切です。
若干31歳で、下関工場の生産にかかる全ての電気設備を点検・修理する匠、德永 竜也社員です。
徳永社員「下関工場の電気で分からない事は、お任せください!!」
まだまだ若い匠ですが、後輩への技能伝承にも力を入れています。日々の積み重ねにより、モノづくりに不可欠な技能が引き継がれていきます。
現在と未来の下関工場全体を、縁の下で支える匠です。
入社5年目にしてリーダー!ブリヂストン期待のホープ☆
最後にご紹介するのは、期待のホープ!
ブリヂストンの製造現場には、チームで働くにあたっての様々なポジションがあります。
その中で、「生産リーダー」は、製造状況に応じた人員配置や不具合発生時の品質対応を行う重要なポジションです!
わずか入社5年目の若手ながら、検査工程で、その重要な生産リーダーを任せられる逸材。
泉 柾斗社員です!
泉社員「常にお客様の目線に立って、確かな品質のタイヤを絶対に出荷するという信念のもと検査業務に当たっています」
揺るがぬ信念を持って、未来の下関工場を担う期待のホープです。
自らの技能を磨くことはもちろん、一緒に働く仲間のため、未来のブリヂストンのため、技能の伝承や現場改善に励む匠たち。
このような匠たちが、チーム一丸となってブリヂストンの工場を支えています。