梅雨に向けて、安全・安心なカーライフを。「疲れにくい」という安全性能をもったタイヤ新商品「Playz PXⅡシリーズ」をご紹介します!
2019年の東京は、6月7日ころに梅雨入りし7月24日ころに明けました。今年も昨年と同じ時期だとすると、あと1か月ほどで長雨の季節がやってきます。
雨の日は①視界が悪くなる ②路面が滑りやすい環境になっている、などの理由で晴れの日と比べて交通事故が発生しやすいといわれています。
今回は、「雨の日の性能」を重視した商品として今年新発売のタイヤ「Playz PXⅡシリーズ」をご紹介します!
「Playz」は、運転時のハンドルふらつき抑制による無意識のハンドル操作によって、お客様意識に蓄積される「ストレス」を軽減することで、運転中の“疲れにくい”を実現したブリヂストンのタイヤブランドです。その新商品として、「Playz PXⅡシリーズ」を2020年2月に発売しました。
「Playz PXⅡシリーズ」の進化した主なポイントは、『高いウェット性能がしっかり長持ちする』ことです。お客様が新品時だけでなくタイヤがある程度摩耗した時も安心して運転できることを考えました。
■ 「Playz PXⅡシリーズ」のウェット性能強化技術の紹介
タイヤのウェット性能は「溝の排水性」「ゴムのグリップ力」「接地形状による排水性」の3つの要素で構成されています。このうち「溝の排水性」は走行を重ねてタイヤが摩耗することで溝が浅くなり低下していくことから、「Playz PXⅡシリーズ」では摩耗による影響を受けにくい「ゴムのグリップ力」と「接地形状による排水性」のそれぞれを進化することでウェット性能を強化しました。
①「ゴムのグリップ力」:シリカ配合ウェット重視ゴム
シリカはウェット性能を高めることができる素材です。その効果を高めるために、シリカの分散性を高めポリマー(ゴム)と結合しやすくする “サステナブル分散性向上剤”を配合しています。またゴム自体も路面凹凸への追従性を高める“ウェット向上ポリマー”を採用しウェット性能が向上しました。
②「接地形状による排水性」:接地形状の適正化
摩耗時もウェット性能を維持するには、摩耗による影響を受けにくい接地形状によって高い排水性を確保することがポイントとなります。当社独自技術「ULITIMAT EYE(アルティメット アイ)」を駆使して接地形状を適正化した結果、新品時から摩耗時まで高い排水性を実現しました!
■ 「Playz」ブランドのDNA 安全性能“疲れにくい”とは
「Playz PXⅡシリーズ」にも、「Playz」のDNAである“疲れにくい”安全性能がもちろん受け継がれています。
路面には微小の凹凸や段差、わだちなどがあり、クルマの進行方向に微小なブレが生じる原因になっています。そのブレを解消するために、ドライバーは無意識にハンドルを微修正しているのですが、この操作がストレスとなって蓄積し運転中の疲れの一因になってしまいます。
そこで、「Playz PXⅡシリーズ」は、ストレスの原因となっているハンドルの微修正を減らして走行できるよう、非対称形状を採用しています。
見た目ではわかりにくいですが、実は最近のクルマは正面(前方)から見ると『ハの字』でタイヤが着いています。それは“ネガティブキャンバー“といわれるもので、クルマの旋回(曲がる)性能を高め、高速でのコーナリンググリップを向上することができます。“ネガティブキャンバー”によりタイヤの接地圧は内側にかたよります。
そこで、「Playz PXⅡシリーズ」は、非対称形状を採用することにより、内側(IN側)の形状を硬く、外側(OUT側)を柔らかくすることで、路面との接地を安定させました。こうして、ハンドルのふらつきを抑制し、ハンドルの微修正も低減させることで、“疲れにくい”を実現しました。
■ 車種別専用設計
「Playz PXⅡシリーズ」は車種別専用設計を行っており、セダン・コンパクトカー向けの「Playz PXⅡ」とミニバン専用の「Playz PX-RVⅡ」を発売しております。(ミニバン専用タイヤは、そのタイヤサイズが主に使用される車種で区分しています)
Playz PXⅡ | Playz PX‐RVⅡ |
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ドライバー一人ひとり、クルマを運転する目的・用途は異なると思います。
通勤・通学のため。お子様の送り迎えのため。買い物のため。家族との旅行のため。運転を楽しむためなど。
ブリヂストンは、「Playz」をはじめとして、お客様一人ひとりにピッタリのタイヤをラインアップしています。是非一度タイヤのことを考えてみませんか?クルマの性能はタイヤで変わるからこそ、暮らしに合わせてタイヤを選んでほしい。当社はこれからもお客様のご要望にあったタイヤを作り続けます。