スマホでステキな愛車の写真を撮る方法(基本編)
今回はみなさんがお持ちのスマートフォンで愛車をステキに撮る方法をご紹介したいと思います。スマートフォンがあればいつでもどこでも気軽に愛車の撮影ができますが、ちょっとしたテクニックでもっとかっこ良く撮ることができるはずです。まずはスマートフォンでクルマを撮影する際の3つの基本テクニックからお話していきましょう。(応用編はこちら)
■基本編:愛車をステキに撮るコツ
その1: 5歩くらい後ろに下がってみよう
スマートフォンのカメラは目の前にある料理や仲間との記念撮影も気軽にできる「広角レンズ」が装着されています。広い範囲が撮影できるレンズゆえ、4mを超える大きなクルマも難なくフレームにはいりますが、クルマを画面いっぱいにして撮ると大きく歪んでしまいます。そこでいつもより5歩ほど後ろに下がり、カメラのズーム機能を少しだけ使って撮影をしてみましょう。すると愛車のスタイリングを崩すことなく雑誌のような写真が撮れるはずです。最新機種はズーム機能による画質低下も抑えられているので上手にカメラの機能を活用すれば綺麗な写真が撮れること間違いなしです。
その2: タイヤは4本見えてますか?
クルマは4本のタイヤで路面に接しています。実はこのタイヤ4本がはっきりと見える状態で写真を撮ると、クルマの安定感が増し、とてもかっこ良く見えるのです。例えば一つめの写真のように右の前輪が左の後輪を隠してしまっていると、なんだかクルマが後ろに傾いているように見えてしまいます。そんな時は右や左に少しだけ移動をしてタイヤ4本がはっきりと見える位置から撮影をすると良いでしょう。たったこれだけのことで、とってもバランスの良い、安定感のある愛車の写真が撮れるのです。
その3: ヘッドライトの高さから撮ってみる
一つめの写真のようにカメラの位置を下げると迫力満点の写真が撮れます。しかしこのアングルは日頃見ることのない角度なので少し違和感がありますよね。逆にカメラの位置を上げるとクルマ全体は見えますが周りの風景が入らず、地面ばかりの面白みのない写真になってしまいます。低い位置から高い位置まで撮り較べてみると、ベストポジションは三つめの写真のようにちょうどヘッドライトの高さくらい。カーデザイナーのスケッチもその多くがこの位置から描かれていることからもわかりますが、この高さこそクルマが一番かっこ良く見える高さなのです。
(応用編へつづく)