監督主任座談会

ブリヂストンを目指す高校生のみなさんに
メッセージを送りたい!と企画された座談会。
生産現場でマネジメントを行う監督主任の二人に、
仕事内容や働く環境のこと、こんな人に来て欲しい!
という想いなどを語ってもらいました。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時
(2023年3月)のものです。

保全職

世界No.1の生産能力を支える
縁の下の力持ち

彦根工場 設備課 設備係 / 1999年入社

柿添主任

工業高校を卒業後、保全職として入社。以来、設備の維持・メンテナンスを担当し、2005年には最新設備であるBXの立ち上げプロジェクトにも参加。2019年より現職。

技能職

タイヤ製造工程の
一連を担うスペシャリスト

彦根工場 BX生産課 BX生産係 / 2002年入社

吉田主任

世界で活躍できる人材を目指しブリヂストンへ入社。生産現場で経験を積みながら、BXの立ち上げに際しては海外工場での支援も経験。2021年より現職。

現場を理解し、
製造の根幹を支えるやりがい

人事・採用担当まずはお二人の現在のお仕事内容や役割について教えてください。

吉田主任私が所属するBX生産課BX生産係は、精練以外のすべての工程を有し、部署そのものが一つのタイヤ工場のような組織です。そのため、部材を作るメンバーもいれば、その部材からタイヤを成型するメンバーや、完成したタイヤの検査を行うメンバーもいて、かなり個性豊かな環境ですね。私はそこの監督主任として、各工程の進捗管理を担当しています。

柿添主任設備課設備係は、原材料に関するものから物流に関わるものまで、工場で稼働するすべての各種設備を維持・管理し、守っていくのが主な仕事です。彦根工場はブリヂストンの中でも最大規模の工場であり、またその生産能力も世界トップクラス。その分設備の数も膨大ですから、100名近くのメンバーをまとめながら、工場がしっかりと稼働するように支えていく、縁の下の力持ちとも言える仕事ですね。

人事・採用担当お二人とも業務内容の範囲が広く、また多くのメンバーをまとめていかなければならない仕事で、とても難しそうですね。

吉田主任そうですね。例えば成型係といって成型工程だけを専門に極めていく部署もありますから、私が担当しているBX生産係は少し特殊と言えるかもしれません。ゴムの知識や機械の知識、さらには検査の知識など、求められる知識の幅は広く、量もかなり多いです。ただ、逆の見方をすればタイヤ作りのすべてに関わることができるということでもあり、そのやりがいは大きいですよ。

柿添主任設備課も同様です。原材料から物流までのすべての生産設備を維持・メンテナンスしていく必要があるのですが、50年以上前に作られた設備もあれば、つい最近完成した設備もあります。それらすべてに対する知識と技術をマスターするのは簡単なことではありませんが、彦根工場が誇る世界トップクラスの生産能力や、吉田主任をはじめ生産の現場で尽力してくれる社員を支えることができるというのは、この上ない喜びです。

グローバルな視点で
仕事に向き合えるように

人事・採用担当お二人とも、高卒でブリヂストンへ入社し、キャリアを築いていかれました。監督主任という立場になり、仕事に対する見方や仕事を通して見える景色はどのように変わりましたか?

柿添主任昔は自分の目の前の仕事だけに集中していれば良かったのですが、監督主任ともなると部下の数も増えますし、責任ある立場として、会社全体のことを意識していくようになりました。自分たちの部署が彦根工場においてどう活躍し、貢献していけるのか、ということはもちろんですし、もっと広く、世界全体、グローバルで事業を展開するブリヂストングループの中でどのような役割を果たしていけるのか、ということまで考えています。

吉田主任確かに自分も視野は大きく変わりましたね。昔は、会社の経営に関する発表や工場長の話を聞いても、正直別の世界の話というか、何を言ってるか全然分からないことも多々ありましたよ(笑)。でも経験を積み立場が変わるにつれて、上の人たちがものごとをどのように捉えて何を言おうとしていたのか、ということがわかってくるし、自分ももっと色々考えながらものごとを見ていかないといけないということが段々わかってきました。

柿添主任一方で、昔の視点が役立つ部分もありますね。しっかりと現場で積み上げてきた経験があるからこそ、現在メンバーとして働いてくれている人たちの気持ちがわかるというか。

吉田主任確かに!当時はどうすれば自分が担当する業務の質や精度を上げられるか考えていましたが、その取り組みがチーム運営の礎になっているような気がします。

人事・採用担当現場の最前線で働いた経験が、現在の仕事へと繋がっているんですね。

これまでも、これからも、
自己成長を続けていく

人事・採用担当お二人は監督主任という立場になられて数年経ちますが、今後やってみたいことや目指したいキャリアはありますか?

柿添主任ブリヂストンに入社してから現在に至るまで、ずっと彦根工場でキャリアを積んできました。だからこそ、別の工場も体験してみたいという気持ちがあります。日本国内はもちろんですし、海外でも自分が活躍できる機会があればチャレンジしたいと思いますね。

吉田主任私も彦根工場のみの経験なので、違う世界を見てみたいと思っています。ただそれは、決して今の仕事に満足していないからという理由ではありません。むしろ、今の仕事をより極めていきたいからこそ、別の世界で色々な経験をすることによって更に自分の視点を高めていけるのではないか、と考えています。

柿添主任20年以上キャリアを積んできたと言っても、自分の知らないことはまだまだありますし、これからも新しい知識をどんどん吸収していかないと、今以上の価値をお客様に届けることはできないと思います。

吉田主任会社が更に社会に貢献していけようになるために、そして一人ひとりの社員がもっと働きやすくなる環境を作っていくために、自分を成長させていかなければいけないんですよ。

人事・採用担当ありがとうございます。最後に、これからブリヂストンへの応募を考えている高校生の皆さんに向けて、メッセージをお願いします。

吉田主任学校生活を終え、社会に出るということには、相当な不安やプレッシャーを感じるものだと思います。しかし、そうした気持ちは誰しもが感じるものですし、それを乗り越えた先には新たな出会いや学び、成長が必ず待っています。私たちも責任を持って皆さんの成長を後押ししますから、安心して応募して欲しいですね。

柿添主任自分には何か特別なスキルもないし、会社の中で価値のある存在になれるのだろうか?といった不安を持たれている方もいるかもしれません。でも大丈夫です。私たちの仕事はチームで行っています。チームの中では必ず一人ひとりの個性にあった役割が見つかるものです。だから、どんな方でも、自分に自信を持ってチャレンジして欲しいと思います。

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